個人治療院の経営戦略26 「あなたの真の実力の発揮方法」

目安時間4分

想いと行動の結果、それで必死に働けば経営状態は向上するのか?

 

します!

 

ただし想いと行動の方向性が理にかなっていれば、です!

 

どういうことか?

 

先に自分の技術レベルを正確に把握していなければ成功しないと言いました。

 

失敗する人というのは、常に自分のしたいこと、好きな事をしたがります。

 

成功する人は自分の得意なことで勝負するのです。

 

もちろん好きな事(やりたいこと)と得意なことが一致しているなら最高です。

 

それなら、なんの問題もないでしょう。

 

ですが、多くの人はそうではありません。

 

得意でないのに好きな事を続ける、その最大の欠点は、「自分本位、自己満足に陥りやすい」です。

 

あなたの好きな事をしてはいけないと言うのではありません。

 

もちろん、やりたいことはやってください。

 

でないとストレスだけが溜まります。

 

ですが、経営そっちのけで好きな事だけをするのは止めてください!

 

あなたの強みを経営に活かすのです。

それがあなたの治療技術を活かすということです。

 

じつは私の開業当初にもこのような失敗があったのです。

 

勤務していた頃、私は比較的、高齢者の担当になることが多く、高齢者の慢性の膝や腰の痛みに対するノウハウを蓄積していました。

 

なのに開業の段階ではそんなことなど忘れてしまって、若い人やスポーツ障害向けの治療院づくり、宣伝をしてしまったのです。

 

するとせっかくのノウハウを活かしきれていません。

 

もちろんスポーツ外傷についてもどんどんPRしてよかったのでしょうが、経営のためには高齢者の患者さん集めも考えるべきだったのです。

そして逆にスポーツ外傷をPRするには時期早々だったと、今では思っています。

 

ノウハウが中途半端だったからです。

 

失敗する人は自分の治療技術以上の仕事をしようとする、そして失敗することが多いのです。

 

あなたには勤務経験はありますか?

退職するとき惜しまれましたか?

形だけでなく本当に止めないよう説得されましたか?

 

優秀な技術力を持ち治療成績抜群でしたか?

共同経営の話しを持ちかけられた事がありますか?

 

患者様にあなたでなければダメだと言われたことがありますか?

あなたが本当に得意なこと(強み)はなんですか?

 

あなたの本当の実力を活かせていますか?

 

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

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現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

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古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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