個人治療院の経営戦略6 「副業について」

目安時間4分

「副収入って、あったほうがいいですか?」

 

副収入が欲しいという方はよくおられますが、それは収入を増やすことが目的であって、本当に副業がしたいというわけではないのでは、と思います。

つまり、本業以外のもう一つの仕事を望んでいるわけではない、ということです。

 

今の仕事が嫌で、本当にもう一つの仕事が欲しいのなら、それは副業ではなくて、転職ということになりますよね。

なので、いまの仕事で収入があと10万円アップするなら、副業はいらないということになります。

私も収入のためだけの副業には反対です。

 

単純に労働時間を増やして収入を増やすということでは、疲れもたまりますし、本業への悪影響もあると思います。

でも、労働時間を増やさない副業、本業の支えになる副業なら理想ではないでしょうか。

個人治療院においての副業、イコール副収入とはどんなものがあるでしょうか。

 

もっとも簡単なのは物販です。ただ、店頭に置いておくだけですからね。それを必要に応じて患者さんに進めればいいだけです。

もう一つはコンテンツの提供です。

 

これも実例をあげて説明しますと、私のところで実施したコンテンツ提供による収益アップは「ダイエット」です。月並みですが、とても需要があります。

もちろん、「ダイエット」でなくてもかまいません。

 

本業のために勉強する、研究する、その結果を患者さんに還元するんですね。

私は栄養学から始まり、ダイエットの定番になりつつある黄金バランスダイエットを勉強しました。

 

厚労省がだしている理想の栄養摂取バランスを黄金バランスというのですが、栄養のバランスがきちんと取れていると、不必要な食欲が無くなり、結果的に痩せるというダイエット方法です。

 

十分な食事量と栄養があるので、リバウンドも少なく理想的なダイエットの一つとしていろんなスクールが開催されています。

それを患者さんと一緒にやりましょうというイベントを企画します。参加費をいただきますので、本業としている整体とは別収益ですよね。

 

でも、本業には差し支えありませんし、逆に整体のリピートも増えて本業にも役立ちます。患者さんの健康にも貢献できます。

それがストレッチでも、体操法でも何でもよいと思います。

 

新しく習い覚えたこと、患者さんのためにと勉強したことをイベントとして、またコンテンツ提供として還元しつつ収益につなげていく方法はいくらでもあると思います。

 

では、そのイベント企画はどういった視点から選択するのか、そもそも発案の方法がわからない、という方のためのメルマガ講座を始めました。

 

続きはメルマガの中で!無料講座ですので、お気軽にご登録ください。ではまた。

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前  (必須)

メールアドレス (公開されません) (必須)

URL (空白でもOKです)

コメント

トラックバックURL: 
当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

メルマガ登録はこちらから

気と経絡をダイレクトに感知するための望診法メルマガです。登録解除はワンクリックでできますので、ちょっと覗いてみようかなくらいの気軽な感じで登録していただければと思います。

カテゴリー
最新の投稿
最近のコメント
アーカイブ
東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

ページの先頭へ

google-site-verification: googlea0d5fb4a649950c2.html