和伝整体ですが、ありがたいことに理学療法の先生方からかなり高い評価を得ております。
重度障害の患者、重症からのリハビリ、または動けない患者、関節を動かせない患者様方へのケアとして非常に参考になるとのことでした。
たしかにこの整体はもともとが重症患者様への整体として考案、構成されたものです。
たとえば肉体労働のあとのコリにはあまり効果を発揮しません。
どの技法も活かせるかどうかは、使い方次第ですね。
会津伝承の古流整体をいまに継承する熊坂護先生 オリンピック正式トレーナー許可証
気楽に修得できる和伝整体・柔法
和伝整体はお気楽な技法ですとサイトには書いてあるんですが、
意外と硬派な一面をもっておりまして、
その技術体系は日本の古流柔術の流れを汲み、
柔道整復師により日本人にあうように特化してつくりあげられた整体技法のひとつなんです。
その源流は伝説ともなっている「京都技研」です。
均整の亀井進先生をはじめ、黒川瀞雄先生をも指導された柔道整復師の先生がおられたそうです。
その黒川瀞雄先生をして天才と言わしめた整復師の開発した整体技法の伝統を受け継いでいるのが、らくっと整体術です。
そこから派生した流派はいくつかあるみたいですが、
和伝整体はそれらの流派とは技法を同じくしながらも、技法の解釈がまったく違います。
決定的な違いは、他流派が筋肉の緊張を緩めることを主体としていますが、
和伝整体は経絡の異常を整えることを主体としていまることです。(もちろん筋肉や骨格の歪みも調整します)
ですから技に対する解釈が根本から違うのです。
日本人により日本人に合うように特化されて作り上げられた整体術。
それは柔術とともに発展してきたもので、その歴史は数百年に及びます。
その埋もれた技術を発掘、発展さてそして、その伝統を受け継ぎ、また次世代に継承していくことを目標としております。
柔道の古賀選手を施術する熊坂先生(後ろは山下泰裕選手)
和伝整体は無痛ゆらし療法と同じもの?
和伝整体を受けてみた患者さんから言われた一言です。
「これと似たような整体を受けたことがある、無痛ゆらし療法っていう名前だったと思う」
関西から引っ越してこられた患者さんです。
答えはYESです。
他にこのゆらし系技法を採用されている整体スクールは「自然形体」「回復整体」などがあります。
正確には和伝整体・柔法の基幹の型と同一のものです。
ただ、同じ技法を採用しているのですが、それぞれ技の解釈が若干違うようです。
「和伝整体スクール」の講師は経絡治療出身、気の望診法研究会出身なので、この技法を経絡調整という視点から見直しました。
この整体の「基幹の型」を使うと、経絡の調整もできるようにしています。
和伝整体塾が目指す気楽な整体院開業
和伝整体スクールが目指すのは、
近くにどんな強力な競合店ができようとも、どこ吹く風のお気楽経営ができる、
そんな治療院をつくることです。
さて、これから開業する、という方にぜひとも知っておいて欲しい事実があります。
まず、整体、鍼灸、接骨、マッサージ、いずれもいまは乱立、競合過多となっていて新規の開業はたいへんなんです。
昔は看板さえ出せ食べていけました。
ライバル店が少なかったからです。
また、いまほどの車社会でもなかったので、徒歩、自転車移動での範囲内に治療院があれば、必然的にそこを利用していました。
それがいまから40年ほど前の話でしょうか。
うちの祖母なども歩いて近くの治療院に通っていましたからね。
でもいまは自動車があり、行動半径が広がった結果、治療院が近いということは必ずしも「売り」にはなりません。
隣の市の治療院に通っています、なんてざらに聞く話ですからね。
そこで治療院は生き残りをかけて「オリジナル療法」を作り始めました。
差別化を図ろうという狙いです。
その結果、〇〇療法、○○式整体などなど、うんざりするくらい(笑)の療術が生み出されました。
それが10年前くらいまで続いたでしょうか。
その○○療法も結局は治効理論の根幹は同じだということで、興味を持たれなくなってきています。
新しい名称の療法がでてきても、「またか・・・」って感じですもんね、いまの雰囲気は。
当たり前なんですけどね。
自然治癒の限界を超えた治療法なんて、できっこないんですから。
そして現在。
いまはネット広告が盛んです。
SNSを利用したものから、普通のリスティング広告まで、チラシなどより費用対効果が良いということで、さかんに行われています。
新聞テレビ、リアル看板と並ぶほどの地位となったネット広告はこれからもどんどん進歩していくと思われます。
ただ、整骨には今後かなり厳しい規制がかかりそうな雰囲気なので、それもいつまで続くでしょうか。
もうひとつ言うと、際限がないんですよね、広告で集客するというのは。
永続的に続けなければ、あっという間に患者が来なくなるんでは、経営で疲れ果ててしまいます。
じゃあ、和伝整体はなにを目指しているのか?
お気楽開業、経営をうたっているけれども、どうやってそれを実現していくのか?
和伝整体が目指すのは、原点回帰です。
見た目が派手な整体技法ばかりが、もてはやされていましたが、自然治癒を基本とした地味でオーソドックスな整体技法は、じつは初心者にもマスターしやすく、即日修得が可能です。
その技法を使いながらオリジナルメソッドづくりをしていきます。
それでは○○療法をつくるのと何が違うのかってことなんですが、和伝整体が目指すのはオリジナル技法ではないんです。
オリジナルな世界観です。
ですから、それは「あなたにしかできない」もの。
なので、真似されることもないし、安売り合戦の必要もないんです。
だって、オリジナルブランドなんですから。
それが欲しかったら、あなたの治療院に来る以外、手に入れる方法がない、そんな治療院をつくります。
講習会風景
和伝整体をもっと知りたい方へ
下記リンクより公式サイトをご覧ください。
和伝整体塾のサイトが閲覧できます。江戸期もしくはそれ以前から伝承される古式の整体(整復)技法の継承を目的とする整体塾です。
どなたでも気軽に学ぶことができます。
ぜひご一読ください。
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