望診講座57 「会津古流整体 熊坂塾でのこと」

目安時間5分

会津古伝整体の熊坂先生のもとで見学をしていたころ、熊坂先生は慢性の痛みを訴えてくる方の頭部を念入りにマッサージされていました。

 

それこそ髪がクシャクシャになるくらいに。

 

最初はサービスマッサージかなと思っていたのですが、どうも違う。

 

古い痛みほど頭(頭皮)が硬くなっているそうで、(もしくは逆にぶよぶよ)ここを揉みほぐしておくと良いとのこと。

 

その理由が後に有川先生の望診を学ぶことではっきりしました。

 

慢性疼痛は急性痛のような傷害部位の痛覚受容器の興奮によって伝えられる痛みではなく、元の病巣が治癒しているにもかかわらず生じている痛みです。

 

痛覚系の持続的な興奮状態の出現が関係している場合が多いと思われるのです。

 

有川先生が言われるには、急性痛は視床で感じるが、慢性痛は少し違う場所で感じる。

頭部ではあるが視床下部とは違う場所にある。

そこの気滞をとらないと慢性痛は改善しない。

 

経絡図をみると、頭部全体にくまなく経穴がありますが、私はそれを有効に使えていませんでした。

 

ですが、慢性痛改善のためには頭部経穴は必須のツボだったんですね。

 

実技講習会について

 

さて、いつか再開しますと言っておりました実技講習会ですが、本年(2019年)11月より再スタートします。

 

第8期まで実技講習会を開催、その後一時中断し、通信講座として第4期まで募集させていただきました。

 

結果として約12年間続いたわけですが、最近実技で付け加えたいこもあり、また再構成したい部分もあり、実技講習会再開は必要に迫られておりました。

 

改変部分は気流診だけでなく、会津古伝整体の修得方法、また回復整体の理論部分など多岐にわたります。

 

根幹技法としてはそれぞれ通じる部分があり、まったく別個に修得すことは効率も悪いと感じておりました。

 

会津古伝整体の修得には「見の技法」としての気流診が必要であり、その気流診の修得方法は回復整体の基礎理論からくるものだからです。

 

それぞれが補う形となり現在の私の施術形式となっています。

 

いままでは全く別講座としてきました気流診、会津古伝整体、回復整体ですが、それらを統一して学ぶ講習会にしたいと思います。

 

詳細は、来月早々にはご案内させていただきます。

 

ではまた。

 

受講者の方から開業のご報告!

受講者さんから開業のご報告です。

 

3月2日にオープン、基幹の型とほぐしを中心に施術されるそうです。

以下、原文のまま

 

踏み切った理由は友人知人に練習台になってもらった結果、

・医者が質問するくらい湾曲した背骨が真っすぐになった。

・レントゲンで頸椎の一部が歪んで神経に触っているので痛み止めをもらっていた人が治った。

・首の曲げ加減で肩に電気が走る症状が治った。

・股関節痛の人が身体が軽くなったと喜んでくれた。

・両肩の骨頭付近に激痛のある人が治った。

等、先生に教えていただいた手技の凄さに自信をつけ、これはやるしかないと決断しました。

営業は今からなので、あせらずに進めていきます。物がいいので自信を持てます。ありがとうございます。

 

まずは開業おめでとうございます。

ご活躍を期待します!

 

この方が効果をだせるのは、おそらく素直に、動画そのままを施術しておられるからでしょう。

らくっとの回復整体技法は力を入れるとうまくいきません。

ついつい矯正しようとして、力で押さえようとする方が多いのですが、それだと効果が逆にでないんですよね。

 

動画そのまま、力を入れずにする、それがコツです。

だから「和伝整体」は即日修得可能としているのです。

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)、熊坂護先生 (栃木)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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