望診法講座12 「東洋医療技術研究会」和流会

目安時間4分

もともと東洋医療技術研究会のテーマは、「気」とはなにか?そもそも、

そんなものあるのか、ないのか?ということでした。

 

ここ至って、やはり「気」は存在するという結論に達し、

またその感知方法として望診法があるということもわかりました。

 

ですから、今後はその「気」なるものを使いこなす、自在に応用する方法の研究にシフトしていきたいと考えています。

 

それって今までと何が違うのってことですが、東医技研では経絡治療を中心に東洋医学の中での気の研究でした。

 

今後は東洋思想、陰陽五行論、経絡、東洋医学といったキーとなっていたものを外し、

いろいろな可能性を探っていきたいと思っています。

 

そこで、いままでこのメールにお付き合いいただいた皆様に、

このメルマガでも気を感知するための技術修得講座として情報提供させていただこうと思います。

 

気流診講座のように専用テキストや動画はありませんが、

やってみようと思われる方はメルマガを継続購読していただければと思います。

 

なお、望診法の参考図書は現時点では始原東洋医学(有川貞清著)以外にはありません。

 

ですので、必要と思われる方は下記リンクから購入していただくとより理解が深まるかと思います。

 始原東洋医学 有川貞清著

 

始原東洋医学 有川貞清著

有川先生の著書「始原東洋医学」を紹介させていただきましたが、

じつはこの本の中では望診の修得方法やその過程は書かれていません。

 

秘して書いていないのではありません。

 

もともとないのです。

 

有川先生は天才だったのでしょう。

 

気の感知技術、望診法を自然修得されたので、その練習方法はまったくありませんでした。

 

そういった理由もあり、有川先生はこの望診技術は自分一代限りと思われていたようです。

 

そのお弟子さん方が電気回路(著書の中で紹介)での練習方法を開発しましたが、

それも望診の直接の練習方法ではありません。

 

気流診講習会ではその練習方法を紹介させていただくことを主目的とさせていただいております。

 

それができるのは、私が凡人だったからこそです(笑)。

 

手探り状態で試行錯誤した上で、有効な方法のみを残しました。

 

その中から自分に合った方法を練習していただいていただきたいと思います。

 

 

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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