個人治療院の経営戦略22 「技術があれば患者は来る、は嘘」

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治療技術さえ確かなら患者は集まる。   はっきり言いますが、これは間違いだと思ってます。   技術だけあってもダメ。   中途半端が技術はもちろん、たとえ日本一であってもダメな場合もあると思います。   なぜか?   経営というのは「掛け算」だからです。   つまり技術(100)×宣伝(0)=0なのです。   どんなによい商品で…

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個人治療院の経営戦略21 「再投資という考え方」

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開業の目的は趣味でもボランティアでもありません。   利益をあげることなのです!   あなたは1日何人診れますか?月に何日働くのですか?   月収はいくら必要ですか?   単純な計算で客単価を最低いくら以上にしたらよいかがでてきます。   あなたの設定は適切ですか?   患者を集めて、患者教育をして、来院していただく。   それ…

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なぜ幸せじゃないのか?

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今の日本人は自由に暮らせるお金や時間は手に入れ幸福絶頂、のはずなのですが、国別の幸福度調査ではなぜか今年も下位のほうで、世界第51位でした。   もっと別の事がしたいとか、なぜか楽になった気がしない、将来が不安、このような悩みを多くの方が感じているようです。   それは何故なのでしょうか。   どういう方がそのような悩みを抱えているのかというと、意外な事にすでに成功し…

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結局、釈迦の手のひらから脱出できなかった孫悟空

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ゲームにはまっている息子を見て思うこと。   結局、ゲームというのはどんなに自由度が高いように思えても制作者の意図する範囲からは絶対に抜け出ることはできません。   なので、他人の手の上で遊ばせてもらっているに過ぎないと思うのです。   釈迦の手から抜け出ることができなかった孫悟空と同じように。   だから、息子にはゲームにはまるよりも、自分でなにかを作り出…

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潜象整体への道

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そもそも「気」や「経絡」にはなんの興味も無い、というかたも多くおられます。   いや、そういう方のほうが多いのでしょう。   ですが、気の世界は潜象界といって、現象世界とは表裏一体の別世界です。   つまり「気の世界」はこの世の半分なんです。   現象界は目で見えている世界。気の世界は潜んで見えない世界。   両者は表裏一体の存在で、気の世界を知ら…

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個人治療院の経営戦略20 「整体師になるには2」

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ご承知のとおり、柔道整復師の業務は脱臼、捻挫、打撲などの外傷に限られます。   その業務は40~50年前当時、整形外科がほとんどなかった頃には整骨院の業務でした。   若いかたはご存じないでしょうが、昔の整骨院はレントゲン検査もできたんです。   完全に整形外科の領域ですよね! いまはその業務は整形外科医に完全に奪われています。   つまり、もう30年も前か…

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個人治療院の経営戦略19  「整体師になるには」

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整体師になりたい!・・でもちょっと不安がある 整体師になりたいが、スクール費用が高くて通えない 技術は習ったが、なぜか治らない、治せない 資金がない!家の貯金は使うわけにはいかない 整体院経営に自信がない、集客できないかも 思い切って開業して、もし潰れたらと思うと・・     5分間だけお付き合いください、技術で勝負できる整体師の世界へご案内します   はじめまして、…

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個人治療院の経営戦略18 「人口増加で破綻する日本」

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人口減少の間違いじゃないの?と言われそうですね。   いまの問題は「減少」ですよね。   でも、かつては人口増加で破綻すると言われていた時代もあったんですよ、日本には!   私も最近知ったので、ちょっとびっくりです。   さて、人口減少に関するニュースを見ました。   15歳未満の子どもの数は1571万人(4月1日時点)で、前年より17万人減り、3…

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個人治療院の経営戦略17 「誰にでも勘違いはあります」

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開業場所は確かに昔ほどは影響が少ないです。   それはネットという情報網の発達のおかげでしょうね。   でも・・・   わざわざ分かりにくい場所で開業するのは愚かです。   宣伝1つとっても表通りなら看板1枚ですむのですから。   また通院する人の利便性を考えたら、やはり便利な場所にこしたことはありません。   単純に、家賃の高い低いで決…

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個人治療院の経営戦略16 「自院の整体技法の価値を上げる方法」

目安時間5分

当たり前ですが、整体技法が商品なのです 整体院開業のためには、まず技術修得がなければ話になりません。(それが商品ですから)   なので技術修得について、まず書かせていただきました。   前回どんな治療法を学んでもさほど変わらない、だからいろいろな宣伝文句に惑わされず、自分の個性にあった技術をじっくりと学ぶのが良いと申し上げました。   まず技術というものは学んだ型をそ…

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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