望診の練習題です 問題です。 この方の気滞は腰のところにあります。 さて、問題です。 この気滞は、 陽気滞でしょうか? 陰気滞でしょうか? 解答 陽気滞と答えるかたが若干多かったように思います。 ですが、これは陰気滞です。 私も最初陽気滞で施術して悪化させてしまったので、間違いありません(笑えない・・・) 例題としてだしているのは、だいたいが…
望診講座128 「気をみる、気を感じる練習6」
望診講座127 「丹光について」
まずはご質問にお答えします。 1、医療関係者ではないのですが、メルマガ登録OKでしょうか? ⇒大歓迎です(笑) 2、次に望診と丹光との関係について 丹光については私も詳しくないのですが、瞑想中に瞼に浮かぶ光の事です。 さて、この光についてですが、単なる生理現象を脳内変換して光として見えているだけだという人もいたり、 禅的にいうと魔への入り口で危険だという人もいたり、さま…
望診法講座126 「四診法のなかの望診」
昨日のメールに対していくつかご質問をいただきましたので、回答させていただきます。 ご質問を要約すると、症状を考えずに診察するのですか、という内容のものでした。 たぶん、「望診をして、ただ気滞をとるだけです」と書いたので、そういう質問がきたのだと思います。 正規受講者の方には動画のなかでも詳しく解説させていただいているので、ご理解されているかと思うのですが、…
望診講座125 「気をみる、気を感じる練習5」
問題です。 この方は70歳男性で3年前に右臀部から右下肢の痺れと言う症状があり、複数病院で腰椎脊椎間狭窄症と診断をうけています。 さて、このかたの気滞はどこにあるでしょうか? 解答 では、解説させていただきます。 この方の最初の気滞は腰のオレンジで示した位置にありました。 ただ、この画像ではもう感知できません。 施術で消去されているからです。 この画像で気…
望診法講座124 「私の経絡治療に足りなかったもの」~脈が変化しても良くならないのはなぜ?~
経絡治療において脉が変化しても症状が変わらないのはなぜ? 私は一時期、脉診による診断を主とする経絡治療を実践していたことがありました。 ただ、脈や腹証から導きだされた証に対して施術して、脈が良い方向に変化しても、症状がまったく変わらないという例が多々ありました。 おそらく、経絡治療を実践している方が最初にあたる壁ではないでしょうか。 原因として考えられるこ…
望診講座123 「経穴の反応点としてのプラス点、マイナス点とは」
下記のようなご質問をいただきました。 (質問) 例えば腕がダルい時 なんとなくここだな(前腕部のある一点)と思う箇所を押すと、芯にくる痛み(響き)があり、結果腕が楽になります。 足の疲れであれば ふくらはぎのある一点や、アキレス健を強めにつまんだりすると同様の響きがあり、結果足が楽になります。 腰の痛みであれば、大臀筋のあたりの箇所です。 下…
望診法講座122 「調身・調息・調心」
私自身の自己治療例を一つ。 最近の例です。 38度9分の発熱。咳は無し。全身倦怠感と関節痛、悪寒。 望診(鏡に映して)すると、腹部のあたりに陽気滞。そこから切経すると最初に取穴できたのが左の太淵穴。対になるマイナス点は腹部中央あたり。 これは鍼治療で施術しました。 もう1点同じく左の太渓。対になっているのは喉のあたり。 太淵、太渓なんて、経絡治療でいえば腎…
望診講座121 「治療家としての日常練習」
こんな質問をいただきました。 (質問) 前半省略・・さて、「治療家の手を作る」は見ることはできてもできているか・・・、という疑問になる臨床を通すことも患者様から観れば失礼に思いますので、よくわからないなりに次のステップを学んでからにしたいと思っています。 次の方向性に進むには、どれをみたらいいのか教えていただけますと助かります。 (回答) 次の方向性なのですが、気流診と…
望診講座120 「年を経ても偉くはならない」
歳をとると、本当に偉くなるのか? 50歳になって思うことは、歳をとったからといって、落ち着きがでてくるわけでもなく、知恵がつくわけでもなく、偉くもなっていないということです。 子供のころに見た大人というのは無条件で「出来た人」「偉い人」でした。 でも、自分がなってみると違いますよね。 自分だけかと思うのですが、周りの友人もみな同じことを言います。 &nbs…
望診講座119 「気をみる、気を感じる方法」
1日で気を感知する技術を修得するメソッド 気を感知する、または関節や筋肉の歪みを感知する技術はあらゆる療術の根幹能力だと思っています。 その能力を1日で修得することも可能だと思っています。 なぜなら、気を感じる、気をみる能力はヒト本来がもっている原初感覚によるからだと思われるからです。 いままで、気感を得るにはひたすら練習するしかない、それには何年か必要と…