望診講座108 「鍼灸真髄 沢田健著を読んで」

目安時間6分

この本は鍼灸を目指すきっかけとなった思いで深い本です。   一気に読み、また繰り返し読みましたが、なぜか臨床には役立ちませんでした。   なぜかと言いますと、澤田流鍼灸術は、まずは澤田先生の手指のようにすぐれた指頭感覚があるということが前提としてあるからです。   いわゆる「治療家の手」です。   澤田先生は腹診を重視されたようです。 まず、丹田(関元付近)…

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望診講座107 「気滞と鍼灸治療について」

目安時間5分

鍼灸師さんからのご質問への回答です。   (質問) 陽反応点、陰反応点に全部お灸で対処するとどうなりますか?   また、「ていしん」ではなく、普通のステンレス鍼で、対処するとどうなりますか?   (回答) まず陰点(マイナス点)は禁灸穴となります。隔物灸程度なら良いですが、火傷の残る透熱灸だと、症状が悪化します。   身を持って体験しているので間違いありませ…

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望診講座106 「望診と気付き」

目安時間5分

気を感知する初歩訓練「気づき」 いきなりですが、何度も同じミスを繰り返しているな~と思ったことはありませんか。   もしあるなら、それは注意力、観察力の不足ですよね。   気を感知できるかどうかも、その注意力、観察力をどれだけ発動できるかによります。   気は微小な反応しかみせませんから、わずかな差異を感知できないと、感じ取ることがきでないんです。   また…

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望診講座105 「整体への応用」

目安時間6分

望診を整体に応用する方法です。   じつはこれは2つの方法があります。   もちろん1つは、望診にて気滞を判別する方法です。   そしてもう1つは、気滞ではなく、実体を判別する方法でなのです。   以前から、感知しているものが気滞なのかそうでないのか、という質問に対して、はっきりとした形を伴うものやラインとして感知されるものは実体、病巣、経筋などであると説明…

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望診講座104 「気と重力、気を感じる力」

目安時間6分

さて、私が気流診修得に姿勢や脱力を重視しているのはご存知かと思いますが、その理由は大きく2つあります。   その1つを簡単に解説します。   それは、自分の内側を細分化して観察することで、「微小な差異」に敏感になる訓練をすることです。   瞑想でも内側に向かう方法と外側に向かう方法があるようですが、その内側に向き合う方法をとっています。   ※外側に向き合う…

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望診講座103 「消えない気滞」

目安時間6分

本日はご質問への回答です。   (質問) 気滞?だと思われるものを感知できてはいるものの、それがうまく消去できるときは効果もあるのですが、どんなに反応点を追っても消去できないときがあります。   それどころか、うまく反応点がとれないときもあります。   これは気滞消去治療の適応外ということでしょうか。   (回答) これは、少し高度な質問になりますね。 &n…

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望診講座102 「治療家の手がつくりだす気のボール」

目安時間9分

治療家が悩む指頭感覚 次のようなご質問をいただいたので、これは皆さんでシェアしたいと思います。   (質問) 電線(電気回路を使用した感覚訓練)の周囲に何かあるなぁという感覚はあるのですが、流れを感じることができません。 片手に磁石を持ってみても同じです。 流れが感じられないということは、電線の周囲に感じている何かある感覚も思い込みに過ぎないのでしょうか。   (回答) お悩み…

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望診講座101 「高血圧と気滞との関連について」

目安時間4分

平均寿命と健康寿命の差が10年以上あることを書きました。   つまり平均で10年以上は寝たきりか要介護状態で過ごすわけです。   そう考えると、日本の高齢者は決して豊かな生活ができているとは思えません。   それに、日本の寿命は本当に伸びているのでしょうか。実は少子化も影響しているようです。乳幼児死亡が減れば、平均寿命は延びますからね。   そこで、健康寿命…

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望診講座100 「気滞を感知するには」

目安時間4分

数回にわたって気滞感知のコツ、について考えてきましたが、イメージや固定観念を排除して現実をそのまま見ることの大切さを重視しています。   でもこれは簡単なようで、とても難しいことなんだと思っています。   なにかしら技術をひととおり修得されたかたなら、なおさらではないでしょうか。   どうしてもその技術体系、診察・診断体系でみていく習慣ができてしまっていますから。 &…

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望診講座99 「経絡図の今と昔の違いについて」

目安時間6分

ご質問への回答 さまざまなご質問ありがとうございました。   いくつか似たような質問が重なり、要約すると以下の5つの質問にわかれていましたので、まとめて回答させていただきます。   また、その他の難しいご質問に対しては、メルマガもしくは個別に回答させていただきますので、よろしくお願いいたします。     現存していない経絡図や経穴はあるのでしょうか? 現存し…

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)、熊坂護先生 (栃木)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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