「10秒筋トレ」 たった10秒で筋力アップ!

目安時間4分

「握力はどこから生まれるの?」

握力を測るとき、強い力を生み出すために、足を肩幅に広げ、重心を下げ、脇を閉め、歯を食いしばり、気合いとともに思い切り手を握ると思います。

仰向けになって、身体の力をだらんと抜いて握っても、強い力は生まれませんよね。

 

ここで質問。

「握力はどこから生まれるの?」

 

握力って、手で握って生まれる力だけど、「手だけ」で生まれる力じゃないんです。

これは、握力に限ったことではありません。

手、腕、頭、首、胸、腹、尻、脚、足・・・

 

身体って、たくさんの部品でできているけど、それぞれが単独で機能している訳ではないんです。

すべてがまとまって、一つの「身体」として機能している。

 

上記の例をとると、握る力が弱くなってしまったときに、一生懸命手を握る訓練をしてもダメなんです。かえって調子が悪くなってしまう。

「握る」という動作に関して、身体のどこが協力できなくなってしまったのか、そこを見極めて、直してあげないといけないのです。

「膝が痛い=膝が悪い」というように、身体を部分的に見ていると、いつまでたっても良くなりません。

 

身体全体を総合的に捉えて、一つの「身体」としてまとまるように直してあげる必要があるのです。

 

それぞれの部品が、まとまって、「一つの身体」として機能しだしたとき、身体は楽に、自由に動きだすのです。

 

さて、ここで簡単に握力を挙げる方法を教えます。

誰でも1週間で握力がアップします。

 

まるで魔法のような方法です。

次のことを1週間やってみてください。

 

自分の手のひらを上にして前腕部分を見つめながら1回握る。

次に前腕の筋肉の動きを意識、イメージしながら1回握る。

 

そして最後に、指先全部(5本とも)同時に意識を集中しながら、全力で1回握る。

 

以上です。

 

時間にして10秒程度でしょうか。

 

これをやると、筋肉の動きがスムーズになるんです。

それは、常に意識しているから。

 

たった1週間で筋力自体はアップしません。

でも、意識し、集中することで筋肉がいつもより滑らかに、スムーズに動くようになり、パフォーマンスが向上します。

結果、握力がアップするわけです。

 

実証実験では最大6㎏アップしました。

 

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

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古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

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