人の体のバランスとは
人間の身体は骨と筋肉のバランスで創られています。
そして、このバランスは100人いたら100通りあるのです。
顔や指紋がみんな違うように、骨格も筋バランスも一人ひとり違います。
自分の身体がどのように創られているのか、どのように動くのが適しているのか、把握している人はいないでしょう?
だから、自分の身体に合っていない無理な使い方をしてケガをしたり、一生懸命練習しても上手くならなかったりするんです。
その人の身体にはその人だけの法則があります。
野球のピッチャーもバッターも一人ひとりフォームが違うでしょ!
主観的・感覚的に自分の身体を把握することはほぼ不可能です。
それは、自分の身体はほとんどが無意識のうちにコントロールしているから。
だから私は、客観的・論理的に患者さんの身体を把握し、分析する。
客観的だから、身体全体の情報を正確に把握できるんです。
まずは、自分の身体がどのように創られていてどのような能力を持っているのか、それを知ることからはじめましょう!
きっと自分の知らなかった能力が隠れているはずです!
ケガとは、簡単に言うと「身体の故障」
身体が本来持っている機能を発揮できなくなってしまっている状態をいいます。
ではこのケガ、何が原因で起こるのでしょうか?
ほとんどの場合は「自分の身体を上手く使いこなせなかったから」なんです。
「走っていて足首を捻った」
「ボールを投げていて肩が痛くなった」
地面もボールも、何も悪くないですよね。
悪いのは「走り方」であり「投げ方」なんです。
だから、安静にしていても何も変わらない。
その人の身体の構造を把握して
「足首を捻らない走り方」
「肩が痛くならない投げ方」
に治さなければならないんです。
そして、それがわかればケガを防ぐこともできるでしょう。
先に述べたように、ケガとは身体の故障です。
決して、壊れて再起不能になっているわけではないんです。
修理をしなかったり、修理の仕方が間違っていたりするから治らないだけ。
後遺症とか、クセになったとかはちゃんと治せていない証拠。
どこが故障しているのかを把握してきちんと修理(治療)すれば治るものなんです。
もう、ケガを怖がる必要はありません!
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