コロナに対する鍼灸施術について

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ひさしぶりのメルマガ配信となります。   コロナ騒ぎが盛んに報道されていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。   今回のメルマガは非常に迷ったのですが、なにかしらお役に立てないかという思いで配信させていただきます。   ネットなどでみかけるコロナ感染者さんの画像を望診しえてみますと気管から気管支に入り込むあたりに気滞を感じます。 まあ肺炎をおこしているのですから…

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望診法講座111 「東洋医学は嘘と虚構の世界」

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鍼の施術をしていると身体に「スジ」が浮き出てくることがあります。 この現象は鍼灸の臨床をある程度経験された鍼灸師さんなら大抵の方が経験されているのではないでしょうか。   それを古代の医師たちは「経絡」と命名したのだと思われています。 ただ、ほとんどの場合その経絡を五感で感知することはできません。   それを感知するには、経絡を感知することができる「五感以外の特殊な感覚」が必要…

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無痛ゆらし整体、回復整体ってどう違う?

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無痛ゆらし整体について 整体とは文字どおり、体の歪みを整える技法なわけですが、その技術体系は2つに大別されます。   いろいろな流派、手技がありますがその根本原理はみな同じです。   一つは自重、自然な力による、緩やかな回復をさせる手技。この手技の特徴は短期間で、簡単に修得可能というところにあります。   欠点はもうひとつの他力施術に比べて効果のでかたが遅いところ(時…

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経絡治療と整体2

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かつて、ある経絡治療の学術団体を代表する経絡治療家が往診を頼まれたそうです。   手が痛くて動かないから何とかして欲しいという依頼だったのですが、   診察後、その経絡治療家はおもむろに、患者の前腕を握り静圧を加えた。   パキッという整復音ののち痛みが激減し、さらに経絡治療を施し、患者の苦痛を回復させたという話です。   これって、立派な整体ですよね。 経…

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経絡治療と整体1

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経絡やツボといわれるものは、人体機能の不調回復のための特異点であり、そのメカニズムはいまだに解明されてはいません。   また、経絡やツボは鍼灸師だけの専売特許ではないと考えます。   整復や整体を考える上でも避けては通れない概念ではないでしょうか。   これらを考えるにあたって既存の知識やイメージは一度消去していただきたい。   ただし、思考停止せよというこ…

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和伝整体とは

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和伝整体ですが、ありがたいことに理学療法の先生方からかなり高い評価を得ております。   重度障害の患者、重症からのリハビリ、または動けない患者、関節を動かせない患者様方へのケアとして非常に参考になるとのことでした。   たしかにこの整体はもともとが重症患者様への整体として考案、構成されたものです。   たとえば肉体労働のあとのコリにはあまり効果を発揮しません。 &nb…

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整体と整骨の違いとは

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S.パリッシュ氏の整体概論を一部抜粋して、整体とはなにかを述べると、   「整体とは手技のみを用いて、骨格関節や筋腱の構造異常を正す方法」だと書かれています。 もう少し具体的に言うと、関節、筋腱に対して、屈伸などの運動手技を加える、   また経絡経穴などに適当な刺激を与えるなどして人体の健康管理、   疾病の予防を目的とした健康法(自然療法)だと言う考えです。 &nb…

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剣の達人と精霊の守り人

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剣の達人はその技術の練磨もさることながら、   実戦の場においては実体に先んじて動く「気」を察知し、   その気の起こりをとらえて、先の先、後の先など戦術を瞬時に判断しえる能力を欲した。   古来の武芸者が激しい修行の末に神仏に祈ったのは、   「気」との一体化であろうと思われる。   「気」とはなにか?   それは現象と表裏一体で存在す…

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風邪の効用(野口晴哉著)

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常々、気の流れを見ていて気が付いたことは、   気のバランスが取れているときは不均衡に向かい、   気の流れがアンバランスになっているときは均衡に向かう、 ということです。   不思議なことですね。   これを人に当てはめると、健康状態のときは不健康に向かい、   いったん不健康(病気)になると回復に向かう、   ハイな時は鬱に向かい、 …

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絶滅!東洋医学の危機

目安時間9分

絶滅の危機!東洋医学 ところで、現代において本来の東洋医学を学ぼうとする鍼灸師は全体の1割もいないとされています。   1割といえば、絶滅の危機に瀕していると言ってもよいのではないでしょうか。   もし西洋医学のみになったらどうか?   厳然たる純粋な東洋医学が存在しているからこそ西洋医学が存在できるんだと思うのですが。   そのことを忘れてはいけない(笑)…

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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