気流診を応用して「シミとり」に挑戦されている方がいまして、和伝整体の開業コースでオリジナルメソッドづくりにも参加されている方なんですが、シミとりをやってみたいということで始めました。
私としては最初はどうかな~って思ったんですね。
シミは病気じゃないので(笑)
でもまあ、やってみるもんですね、効果がだせるみたいです。
私も初めて知りました。シミって陰性、陽性があるんですね。
「シミ取り」に関する問い合わせがいまだに続いていますので、少し追記させていただきます。
シミ取りは気流診受講生の方が「和伝整体」オリジナルメソッドづくりの一環としてチャレンジされているんです。
気流診第1課程の「治療家の手をつくる」で反応点(=治療点)がとれるようになるとできるみたいですね。
シミ取りをテーマにしたいと言われたときは、ちょっと無理かなと思っていたんです。シミは病気じゃないから気滞も反応点もでないだろう、と。
でも、その方がどうしてもやってみたいというので、いくつか反応点を探ってみると、実際にはでてるんですね、反応が。
その反応のでかたを見ると、シミというのは陰性のもので、炎症に分類される性質のもののようです。
シミの上部にプラス点、シミの下部にマイナス点という具合ですね。
私もまったく知りませんでした(笑)
やってみようとも考えなかったと思います。
ただ、それを講座の1課程として公開できるかというと、現段階ではできません。
症例が少なすぎて、まだ再現性などの検証が終わってないからです。
せめて50~100例くらいは検証、考察をしてみないと。
それと、シミにはたいらなものと、少し盛り上がっている感じのものもあるらしいのですが、続けているとその盛り上がりも平になってくるという報告も来ています。
皮膚が確実に変化しているのでしょうね。
いずれにしてもさらなる検証が必要です。
さて、和伝整体オリジナルメソッドの方が他にどんなことをされているのか?
1人は望診を使って動いていない筋肉を感知し、それを動かすように整体しようとしています。主に寝たきり予防に使いたいとか。
また別な方は、筋トレそのものに応用したいのだとか。こちらも介護がテーマです。
お二人のテーマを合わせて合同でやってみることも検討しています。
いずれにしても半年で結果がだせるようなテーマではないので、期間は伸びますが、最後までお付き合いさせていただきます。
望診とシミ取り その後の経過
オリジナルメソッドコースに挑戦しているAさん。
気流診を使ったシミ取りをされているのですが、その後の経過報告です。
下記が以前ご紹介した画像
これは、うまくいっている例です。
で、知り合いの美容整形の医師に相談してみました。
すると、これはおそらく表皮のシミだとろうとのこと。
皮膚は浅い表皮、深いところの真皮、そしてさらに深く皮下組織という階層で構成されていますが、真皮に達しているシミだと、レーザーでもかなり深く当てないと、取れない。しかも回数もかなり必要。
なので、真皮層からのシミはもう少し時間がかかるだろうということでした。
ただ、この画像を見る限り、レーザーで取ったときの跡に似ている。レーザーを当てても、真っ黒になって、かさぶたが取れるように剥がれていくからね、とのこと。
飲み薬とは違うみたいだ、とも言われていました。
ちなみに市販のシミ取りクリームやサプリで効果のあるものは?と聞くと、「そんなものはない、あるなら医師が採用しているよ」と一言。
ごもっともです。
そして、さらに2週間後の現在。画像では分かりにくいですが、盛り上がっていたシミの部分が平らになってきています。
期待以上の効果です。
また経過報告させていただきます。
追記 潜象界とは
シミ取り」には、たくさんのメールありがとうございました。
検証が進展しだい、メールをいただいた方にはデータを送らせていただきます。
さて、シミ取りも潜象界診療の応用です。
では潜象界とはなにか?
潜象界とは、現象界の対義語ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。
それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。
潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。
その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。
ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。
唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。
この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。
潜象界からの情報はいまのところ、原初感覚を持つ者でしか感知できず、またその気の動きは言葉では表現できないために、感覚を共有することもできません。
そのデータもまた共有できないのです。
ですから、潜象界そのものが感知する者の主観でしか表現されず、それゆえにいろいろな表現方法が試されました。
その結果、摩訶不思議な世界として認識されるに至ったのですが、感知できる者にとっては確かに存在する世界なのです。
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