
最初はカイロプラクティックを学びました
私が整体の技法に興味を持ったのは、仙台市のとある整体院でカイロプラクティックの施術を見て、体験したことからはじまります。
背骨をポキポキ、なんという気持ちよさ、背中が軽くなったような気がしました。
その先生はアメリカまで修行に行かれて、カイロとオステオパシーの技術を学んでこられたそうです。
私もそんな技術を学びたくなり、その先生に入門しました。
スタッフは雇わないということでしたので、勉強会に通わせていただいたのです。
背骨が真っすぐになれば本当に痛みは改善するのかという疑問
カイロの技術を学び体験するうちにある疑問が起きてきました。
一般の整体では背骨(骨格)の歪みをとって真っ直ぐにすれば、あらゆる症状が改善されると教えています。
さて、本当にそうなのでしょうか?
最初の疑問はそんな感じでわきおこりました・・・
自分の技が未熟なだけだろうと、技術を学ぶことに専念した時期もありました。
しかし・・・骨格を矯正しても治らない、逆に悪化する場合もある、逆に歪んでいても平気な人もいる、いろいろな疑問がわきおこります。
そもそも歪みって異常なことなのか?
なら、全身を人工関節にしたら、関節の痛みは起きないのか?
寸分の狂いもない骨格なら痛みはでないのか?
そう考えつつも、いや違うだろうと直感的に思いました。
次から次と疑問がわきおこります。なにかが足りない・・・
そこで先生に進められたのは「ゆらゆら系」の整体技法でした。
まずこの技法を学びなさいと。
日本の古式整体の中にははゆらゆらと揺すりながら筋肉の緊張をとり骨格を整える、完全無痛の緩やかな経絡整体技法があります。
その歴史は日本の柔術とともに発展してきた古式の整体技法を基礎としています。
整体の技法は二大体系に分類されます。
その一つはテクニック系、もっとも主流な技法体系です。
で、ゆらゆら整体は
自然効能系と呼ばれ、非常にゆるやかで、おだやかな整体技法です。
結論から言うと目的は両者とも同じなのですが、使いどころは少し違うみたいです。
さて、「ゆらし整体」の効果は?
こんなゆらすだけの整体に効果はあるのかと思っていましたが、以外なことにその効果は「ある症状」には非常に高いのです。
逆に単純な筋肉のコリにはいまいちでしたが。
でもこれは、不完全という意味ではなく、そもそもどんな整体技法であっても適応、不適応はあって当たり前なんです。
ですから、ゆらし整体の適応症状、得意分野をちゃんと理解して使えば、即効性もあるし、とても高い治癒率を誇ります。
とくに、ほんのわずかの刺激でも反応してしまうような重症患者さんは得意分野です。
触れただけで、緊張がはいるような痙性麻痺の患者さんとか、得意です。
それは、筋肉の反応を脳反射の一部と捉えて、脳をリラックスさせる手技体系を持っているから。
心から緩やかになれる整体を求めるなら、ゆらし整体(和伝整体・柔法)を一度試してはいかがでしょうか。
きっと、期待を裏切りませんから。
ですが・・・ただ型どおりゆらしていてもダメなんです
ゆらしているだけなら簡単だ、すぐできそう!
たしかに、ゆらしているだけなので初級者でもすぐできますし、事故もほぼゼロ、効果もだせます。
ですが、それで終わりではありません。それだけなら底の浅い技術体系としか言えません。
その最終型は相手の力を抜くことによって、患者の不自然な体の使い方を矯正していくことなのです。
それにはやはり習熟した技術が必要になってきます。
ただし、見た目には変わりせん、ただゆらしているだけです。
違うのは微妙な力の方向性、力加減、患者への静圧のかけ方など、見た目にはほとんど分からないテクニックです。
そこまで修得するには時間がかかりますが、型通りの施術でも効果はでますから、まずは実践しながらゆっくりと技術レベルを上げていくには優れた整体技術だと思います。
無痛整体の施術風景
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