気を感じる練習
まずは望診してみてください。どこに、どんな、気滞があるでしょうか。
ちなみにこちらの方は82歳女性、腰痛を訴えての来院でした。
参考までに、下の画像と上記の画像との気滞の違いを見比べてみましょう。
すると、何が違うか、なにか感じ方が変わるかもしれません。
当ブログには、メルマガの過去記事を順次アップしているのですが、今日は気になる記事を公開しました。
通常の経穴刺激と気滞からとった経穴刺激との効果の出方について書いた記事です。
すでに気滞治療をされている方、望診はできなくても「治療家の手」ができている方も実際の施術で経験されていると思います。
気滞からとった経穴、治療家の手を使って切経でとった経穴は解剖学的に物理的にとった経穴刺激と明らかに違う反応を示しますよね。
単純刺激だから大丈夫だろう、接触鍼だから大丈夫だろうと軽く考えてツボをとると、思わぬ効果、配穴を間違えると、予想外の逆効果がでてびっくりすることがあります。
解答
前回の望診例の解答です。
上の画像には頭部に陰気滞があります。
ただ、普通の陰気滞ではありません。下肢をみるとなにか貼り付けてありますよね。
これはダイオードのマイナスです。
下肢のマイナス点を刺激するとでてくる特殊な気滞です。
どういうときにでるかと言いますと、「癌」のときです。
この方の場合、症状はなかったのですが、気になったので病院で検査していただきました。
結果、卵巣がんでした。
いまは手術されて、もう数年たちますがご健在です。
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