今回は正規受講者様と共有のメルマガです。
もったいぶるわけではありませんが、本メールはとっても重要です!
秘中の秘といっても過言ではありません。
それくらい重要です。
さて日常の望診練習についてですが、有川先生は練習方法についてはなにも残されませんでした。
ですが、有川先生のエピソードの中でひとつだけ気になることがありました。
先生は外科医時代にレントゲン写真の模写をひたすらされたと言うのです。
それこそ、頭の中に立体映像ができるくらいに。
レ線写真というのはとっても分かりにくいんです(のが多い)。
テレビドラマにでてくるように、これが肺で、ここが影で、なんて素人にはわかりません。
私は骨折線のレ線写真はよく見せられましたが、どれが骨折線かなんて最初はまったくわかりませんでした。
そのレ線写真を正常写真と区別して、ひたすら違いを模写したそうです。
なにが言いたいかというと、普通ならわからないくらいの差異を感じ取る練習というのは望診練習につながる重要な訓練方法であるという事です。
これはとっても重要なことなのでよく覚えておいてください。
そしてこれは日常の中でも仕事中でもできる練習です。
具体的な方法としては、例えば朝起きた時に自分の部屋の中が昨日とどう違っているか観察する、
などという簡単なことからでも始められるんです。
自分の部屋ですから、いつもとそう違うはずはないんですよね。
でも昨日よりはなにか差異ができているはず。
最初は一つ二つくらいしかわからないかもしれませんが、そのうち数十の違いを一瞬で感知できるようになります。
小さな差異を大きく、瞬間的に感知していく訓練はのちのち非常に役に立ちますし、簡単にできます。
また仕事に役立てることもできるでしょう。
自分の生活スタイル、仕事、趣味に合わせてやってみてください。
桜井章一氏という超人
日常の訓練法、なにか実践されましたでしょうか。
その重要性にお気づきになられたでしょうか?
日常生活、普段通りの仕事、なんの変哲もない毎日の繰り返しが、視点を変えるだけで、
または意識を変えるだけでとても重要な練習の場になります。
その視点の変え方、意識の変え方でもっとも参考になったのは桜井章一氏の言葉です。
桜井章一って誰?と思われる方も多いのではないでしょうか。
裏雀士(ギャンブラー)として、20年間無敗で引退された伝説の雀士、通称「雀鬼」と言われている人です。
参考にしているのは、ありきたりの精神論やギャンブルの心理戦などではありません。
ギャンブラーとして技を鍛え上げた末にたどりついた境地はそれをはるかに超えた世界観で、私のような凡人のうかがい知れない境地です。
先のメールで紹介させていただいた、生活空間の(自宅、自分の部屋)昨日と今日の違いを感じる訓練などは桜井氏の訓練方法が参考になっています。
普通なら気づかないような小さな差異に気づくことは、通常なら見えない世界を感知することに繋がっていくということを言われています。
みやわき心太郎氏の漫画に描かれている桜井氏
桜井章一氏自身はあまり偉そうな事を言わず、多くを語りません。
なので、客観的に評価、取材された実話記録がもっとも参考になります。
で、先日のみやわき心太郎氏のマンガという事になるのですが、昨今の軽いのりのマンガと違い、
骨太な実話マンガとなっていて、いまでも何度か読み返して多くのヒントをいただいています。
もう廃盤になっていて中古でしか買えませんが、その分安く買えますので、
興味があれば桜井章一氏に関する本のなかでは一押しの本となっております。
さて、もう一つのご質問ですが「日常生活や仕事に応用する方法がいまひとつピンとこない」、
「やり方がわからない」というのが多かったですね。
なので、実際こういうのはどうでしょうか?という具体的な質問をいただけないでしょうか。
で、それなら「こうすればいいのでは?」という具体的なアドバイスができると思います。
この受講期間中にぜひとも私をご利用ください(笑)。
ちなみに私が日常やっていたのは「自然観察」です。
三つありまして、
雲を毎日一定の時間(出勤時)に見上げる。
自宅にある観葉植物の状態を観察する(帰宅時)。
夜の空気(乾燥、湿り気、冷暖など)の違いを感じ取る。
などをやっておりました(いまでも時々します)。
あとは仕事で実際に患者様の望診をするのですが、その話はまた後ほど。
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