「有川先生のお言葉集」とはなんですか?ということでしたが、
これは望診法創始者の有川先生の直接のご指導内容を書きとめたものです。
ただ、望診がわかるようになってきたレベルでないと、なにを言われているのかさっぱり理解できないと思います。
もうひとつだけ有川先生のお言葉をいいます。
「望診(始原東洋医学)には流派はない。事実だけがある。人によって望診の結果が変わるなどという事は無い。」
とくに事実だけを観察する。再現性を重視する。ということを厳しく追及された先生でした。
私も望診の検証について未発表のものがたくさんありますが、この再現性100%にこだわっており、100%でなければ再検証を繰り返しております。
やはり間違いない、という確認ができないと言いたいけれど、言えないんです。
なので今回、「遠隔望診」の練習方法を特典に加えますと言いましたが、講習会のコンテンツは今後も増えていくと思います。
検証が終わったものから公表していきます。
追記 遠隔望診について
上記記事の「遠隔望診について」いくつかご質問をいただいていますので、まとめて回答させていただきます。
まず、遠隔望診は通常は使用しません。
目の前に実体の患者さんをおいて望診したほうがより簡単で的確です。
わざわざ遠隔望診する必要はないんです。
では、なぜその練習をするのかということですが、2つあります。
一つはその人にあった食べ物や薬物(漢方薬、薬膳なども)を見つけ出すのには遠隔望診レベルの望診技術が必要なんです。
とくに慢性病、アトピーの方へのアドバイス時に使います。
もうひとつは治療以外のことへの応用です。
具体例は今は言えません。
全伝コース受講の方には後々お伝えしますが、意外な使用方法にちょっと驚かれるかと思います。
あとは危険な使い方があるのですが、それはさらに言えません。
私もその危険な使用法についてはそれ知識以上のことは学びませんでした。
もうひとつご回答させていただきます。
「検査法(汚染された食べ物、物事の真偽の判断など)、に応用したい」
これはかなり難しいです。高いレベルが要求されますし、気流診の通常望診法の域を超えてきます。
漢方薬の発見は気の感応力によって発見されたのではないかという説があります。
でもそれには高い感応力が要求されます。
他者とその生薬(植物、鉱石その他の材料)、そしてその組み合わせを一度に潜象界で照らし合わせて見なければなりませんから。
ただ、簡易的な方法もあります。
「握薬」という方法です。
試験管の中に漢方薬などを入れて、握ってもらいます。その漢方薬がその人にあっていれば、気滞が消えます。
ひとつひとつ試していかなければならないので、すこし手間がいりますが、この方法なら望診初級の段階でもできると思います。
学会発表会の一コマ
コメントフォーム