さて、マーケティングの基本はご理解いただけたでしょうか。
誰に(これは最も重要です!)
なにを
どこで
いくらくらいで
どのように
この5つです。
例えば、
近所の高校野球の選手A君に ⇒この「誰に」というのが最初に必要です
肘を痛めているので、肘の整復を ⇒関節の矯正専門のケア
練習場から通いやすい近くの施術所で ⇒練習後の通いやすさを優先
アマチュア選手が通いやすい料金設定として3000円で ⇒専門料金として設定
競技の内容を深く理解したうえで総合的なケアを提案 ⇒野球という競技に特化する
ちょっと簡単すぎますが、イメージとしてはこんな感じです。
そして次に行うのが、内部要因、外部要因を中心とした自社(治療院)の強み、弱み、競合他院や新規参入の脅威などの分析です。
強みはオリジナルメソッドを確立していくことで競合すら無くしていこうとういのが「らくっと整体」の基本方針です。そのための自分掘り下げとデザイン思考です。
一般企業と違って、整体院というのは常に新規参入の脅威にさらされます。
特別な流通ルートの確保の必要もなく、体ひとつで、いつでも参入できる容易さがあります。
ですが、逆に体ひとつだからこそ、その個性が色濃く反映されます。
そこでなにかに特化した技術や知識があるのと、ないのとでは雲泥の差がでると思います。
ここで「デザイン思考」の話に戻ります。
先の高校球児A君が肘関節を痛めました。
この治療の基本は炎症を抑えるために冷やす、そして出血を防ぐために安静にする、です。
それが当たり前だと普通は思います。
そしてA君自身もそれが通常だと思っていますし、2週間の安静療養だと言われれば、しかたがないとあきらめるでしょう。
でもA君の本当の望みは2週間の安静ではないですよね。
いますぐにでも練習に復帰することです。
そこで、関節の矯正をすることで回復を1週間はやめることができたら、それはA君の隠れたニーズに答えることになるのではないでしょうか。
これも簡単なイメージですが、このような感じがデザイン思考だと思ってください。
通常とは違う、特別な施術ができて、あなたの本当の欲求に答えることができますよ、ということは特別な強みになるのです。
ところで、「和伝整体」ではオスグットを通常よりかなり早く回復させることができます。
それはテクニック系の整体技法よりも自然効能系の「和伝整体」のほうが向いているからなのですが、一般の方は(いや専門家も知らない人が多いです)知りません。
オスグットは成長期が終わるまで続いても仕方がないと諦めます。
場合によってはそれまで続けていたスポーツを止めなければならなくなります。
でも、それは、その子の本当の欲求ではありませんよね(当たり前か)
そこで、「和伝整体」をやってもらえばオスグットの痛みを回復させられますよというのも一つの武器になりますよ。
「和伝整体」を受講されている方、ぜひお試しを!
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