手で感じる気の感覚について
一般受講者さんからのご質問です。
(質問)
気の流れを手(指先)で感じようとすると、ビリビリする感覚、磁石のように引き合ったり、逆に反発する感覚、そこだけ冷たくひやっとする感覚、逆に熱く感じることもあり、どの感覚が正しいのでしょうか。
(回答)
どれも正しいとも言えますし、間違いとも言えます。
純粋な気の感覚だけで言えば、すべて間違いです。
それが「気」のみの場合は、なにかがある、という感覚以外には無く、ビリビリ感も、熱感もなにもありません。
では、そういった実感をともなう感覚はなにかと言いますと、気の周辺の夾雑物を含めた感覚です。
もしくは、自分の内部感覚が表れたものであって、外部の感知しようとしている気の感覚ではありません。
つまり、まやかしです。
有川先生はそのことを常に注意されていました。
ただ、そのなかに純粋な気の流れ、気の感覚がそこにあることも確かなので、そういった不純物を取り除いた先にある感覚を目指さなければならないと思います。
繰り返し言いますが、「気の感覚」は表現できないんです
気の感覚というのは、なんとなく「ある」という感じ方でしかないので、それを「言葉」で表現するのは極めて困難です。
伝承されなかった最大の原因がそれだと思います。
言葉や図、数値で残せないものなんですね。
練習を通してその感覚を共有していただくしかないんです。
無理に説明しようとすればできますが、それは例えばなしとなってしまいますからね。
追記
(質問)
私も早速電池ボックスでの練習始めてみました。まだ感覚は全く解りませんが。
この練習は一日どの位の時間やっていくとよいのでしょうか?それと合掌行気法にもトライしてみました。
三センチ位離した指がくっついてくる感覚があると書いてありましたが、時々指同士が反発し合う感じがあるのですがそれでもよいのでしょうか?
(回答)
まず、練習時間ですが、最低30分はやって頂きたいと思います。
熱心な方は3時間以上やったと言われていましたが、ただ漫然とやってもダメで、集中力が続かなくては意味がありません。
もちろん、集中してやれるなら、出来る限りやった方が、上達は早いです。
その方は半年で望診まで進みました。
合掌行気法は動画にもあると思いますが、手は離しません。
合掌ですので、くっつけた状態でやります。
なお、指先の反発、引き合う感じなど、気のボールつくりには役立ちますが、気流診でいうところの「気」とは違うものです。
つまり、その感覚はあってもなくても構わないという事です。
追記
(質問)
動画にあった、装置を作ったのですが、先っちょの豆電球が、一瞬光った後、消えてしまいました。
電球が光ってなくても、手の先に電気が通っている感じは、したのですが、これは自分の勘違いかもしれないとも思いました。
それで今日、材料を買ったホームセンターに行き、聞いてみたのですが、単一4本の電流に対して(6ボルトでした)、豆電球が耐えられず壊れてしまうのかも、という事でした。
単一電池4本に対応できる、豆電球がそこには、売ってなかったのですが、例えば東急ハンズなんかで売ってるのでしょうか?
豆電球が切れてても問題ないのでしょうか?
(回答)
豆電球は抵抗の代わりなので、切れていたら問題です。
つまり電気は通っていません。
ちなみに私の最初アンペアの低い豆電球を使ってしまし、すぐ切れれしまいました。
私の装置は単1乾電池4本と4.8V、0.5Aの豆電球です。
ちなみに、そこらへんのホームセンターでもアマゾンんでも簡単に手に入ると思いますよ。
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