古代に存在した望診とは 古伝の望診法は視覚に頼らず、人が本来もっている原初感覚によって感知するものとしています。 そこで、視覚に頼らない、古伝の望診法についてご質問をいただきました。 (質問) 視覚に頼らない、ということですが、では完全に目を閉じて望診したほうがよいのでしょうか? (回答) その場合は目の前に対象物(患者)があったとしても、遠隔望診と同じに…
望診法講座2 「潜象界とは」 ~気を感じる技術~
望診法講座1 「Don’t think. feel!」
『治療家の手をつくる練習』 私たちの望診法の練習会では、まず「治療家の手」をつくることを目標にしています。 治療家の手とは、気を感じ取れる手のことです。 そのためには気感を得なければなりませんが、それは何かといいますと、簡単に言えば通常なら感じない、もしくは感じ取ってはいてもほとんど無視しているような微小な差異を明確に感じ取る手をつくる練習です。 &nbs…
経絡は存在しません!? 経絡治療の立場から
私が目指した目標は経絡と経穴を自在に操り、人体の気をコントロールすることでした。 そして、東洋医学を学べばそれができると信じていたんです。 ところが、鍼灸学校に入って半年もかからずに最初の現実につきあたります。 まず、「気」の定義が無かったのです。 いや、あるよ。と言われる方もいるでしょう。 確かに、その流派や技芸の中でだけ通用…