皮膚炎の症例を1つ。場所は背中、左肩甲骨の下あたり(下の画像)。
もともとは腰痛治療で来院されたんでですが、皮膚炎はついてにということで。
赤い点と青い点に挟まれているところが皮膚炎の場所で、
望診の結果ですが、腰痛、皮膚炎ともに気滞は感知できませんでした。
ただ、気滞は感知できなかったんですが、切診で治療点はとれました。
ちなみにプラス点、陽反応点とも言いますが、こちらには強刺激、もしくは透熱灸、もしくは銅の鍼など、
マイナス点、陰反応点とも言いますが、こちらには弱刺激、灸頭鍼、アルミ鍼などの施術を行います。
1回目でかなり炎症がひいて、痒みが治まったそうで、
よく経絡治療初心者の方が、
追記 受講者の方へ
受講者の方へ
さて、別メールにて「有川先生のお言葉集」の解説をしながら望診法の修得に進んでいきたいと思います。
ただ、「治療家の手」ができていないかたには、まだ少し早い内容ですが、すでに望診を修得しつつある方もおられるので、進ませていただきますね。
あせらず、追いついてください(笑)
さて、有川先生のお言葉をここで、ひとつだけ紹介させていただきます。
「我々は現象界の中で生きている、だから現象界のことは、はっきりと感じられる。
だが潜象界は別な世界、だから、はっきりとは感じられない。
はっきりと感じられたら、それは違う。間違った方向へ進んでいるよ」
これらのご指導のお言葉は、いまも繰り返し読んでいます。
そしていつも感覚の修正のために役に立っています。
ふと疑問を感じた時にこのお言葉集を読むと、なにかしらヒントが見つかります。
そして問題解決のヒントが見つかります。
いまでも、そしてこれからもそうだと思います。
私もまだまだ、修行の途中なんです。みなさんと一緒に成長していけたらと思っております。
マッサージの練習会風景
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