まずは、いただいたご質問に回答させていただきます。
(質問)
初めて質問します。
電池の練習では、不安定な感じなのですがプラス、マイナス方向に指が動く感覚がなんとなくわかるようになりました。
右手の人差し指、中指を使いますが、指先というよりも腕もしくは上半身の右手側全体で動くような感じがします。
こんな感覚で正しいでしょうか。
また、磁石のプラス、マイナスを判別する感覚や指が動く(?)ということはまだ良く分かりません。
始原東洋医学(潜象界からの診療)の書籍は以前から興味があって所有していました。
ただ、読んでもイメージが掴めず、ほとんど理解できないため何年もそのままにしてありました。今回、気流診マスター講座のビデオを拝見して、具体的なイメージが掴めるようになり、書籍の内容が良く理解できるようになりました。
古式整体の講座の方は、電池の練習の方でなかなか進歩がないため、後回しになってしまい、歩みは遅々としてなかなか進まないのですが、多少遅れてもあきらめずに学習していきたいと思います。
(回答)
まずはお役に立てているようで、非常に嬉しく思います。こちらこそ御礼をいわせていただきます。
さて回答ですが、電池練習の感覚は初期段階としては、それで良いと思います。練習参加者の多くの方が、その過程を経験されていますので。
しかし、もう少し練習が進むと、腕や指先の感覚というより、胸のあたりでなんとなく気持ちが悪い、とか全身で違和感を感じる、とか、「なんとなく」という違和感が主体になっていきます。
その段階だと、望診も多少なりとできるようになってくると思います。
指先で感じる現段階でも反応点(施術点、多くは経穴)の選定は可能なため、治療に応用できる段階かと思います。
追記
(質問)
無料講座の動画を拝見させていただきました。そこで質問なのですが、切診のときに患者の体から手(指)を離れた状態でツボを探って(?)いますよね。
通常の診察なら皮膚の状態や筋肉のコリを確かめるために体から手を放した状態で切診することはありえないと思うのですが、これはなぜですか?
(回答)
この動画が気の感知のみに絞って講義されているためです。
おっしゃるとおり、通常は患者の体の状態(筋肉や骨格)を確認するためにちゃんと触診します。
で、気の感知のためになぜ手を離すかと言いますと、余計な情報を手に入力しないためです。
触覚情報はかなり強力な情報なので、それに邪魔されて気の感知能力が鈍るからです。だから純粋な気の情報のみを感知するために少し手を離した状態で切診しています。
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