突然ですが、ノストラダムスの大予言をご存知でしょうか。1999年に世界が滅ぶと予言して、当時、話題になっていました。
さて、結局1999年に世界は滅ぶことなく、現在に続いているわけですが、私はこの予言は当たっていると思っているんです。
話は変わりますが、1997年に香港が中国にイギリスから返還されていますが、最初にイギリスの統治期間は99年間と定められていたからこその交渉があったわけで、ただ、その当時の99年(約100年後)というのは、途方もない未来の話だという感覚だったそうですね。
だからざっくり99年後という契約になったらしいのです。
1900年代ですら、そんな時間感覚だったわけですから、ノストラダムスの時代1500年代の感覚でいう1999年は、実際の西暦1999年ではなくて、本当の人類終末の年(数十億年先?)という感覚で言っていたのではないかと思うのです。
とすると、ノストラダムスの予言とは、人類終末の時には空から災厄(おそらく自然災害)が降ってきますよ、その時には治安維持のために軍隊が出動しますよ、という普通に当たり前のことを言っているに過ぎないのです。
で、なにが言いたいかというと、わずか400~500年前ですら、我々とはまったく違う感覚で文章が書かれているわけですから、数千年前の古典などというものは現代の感覚で考えても、おそらく正しい読み解きはできないのではないでしょうか、ということです。
漢字の意味や単語ですら当時と現代では、違っていたりするのですから。
有川先生は古典は気の感覚を持って読み解かないと、本当の意味は分からないだろうと断言されていました。
経穴・経絡の虚実について
ご質問への回答です。
(質問)
「気流診においては虚と実に対してはどのように対処されているのでしょうか。気流診における補と寫はどのようにされているのでしょうか」というご質問です。
(回答)
この質問、ありそうでなかった質問ですね。気流診において基本的に虚、実の判定はしません。気滞という「とどこおり」を解消することのみを目的としています。
ただ、その「とどこおり」も通常の東洋医学でいわれている「気の渋滞」とも少し違います。
気流診における気滞とは、その部位が自然治癒の流れに乗っていない状態にある、と判断されます。
それを解消するための反応点(=ツボ)なのですが、ここで、その反応点は陰(-)、陽(+)の2種類に分かれます。ほとんどの場合、その2種類は対になって現れますので、その2点間の気を通す施術をします。
そこで、陽の反応点は寫的な刺激を良しとします。陰の反応点は補的な刺激を良しとします。
しいていえば、それが気流診における補と寫です。
そこでその刺激量の差、イオン化の差、磁力の+、-などを利用して気を流すのです。
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