整体院の収入の現実

目安時間5分

整体師の地方での平均施術料が3600円前後だそうです。

 

なので、その平均3600円で計算すると、労働時間が1日8時間で来院患者数が4~5人だったとします。

 

※これも開業2~3年目の整体院における平均来院患者数だそうです。

 

すると1日18000円。1か月週1回のお休みでめいっぱい働いて396000円。

 

そこから必要経費を差し引くと、半分は経費や税金で消えていきますから、残るのは手取り換算で20万くらい。

 

これが一般的な整体師の現実で、それも経営が軌道に乗っている状態でそんな感じですから、開業1年目で赤字なのは当たり前。

 

2~3年目でも手取り換算で20万あるなら良いほうだよ、とよくそんな話も聞きます。

 

ただ、それも競合ライバルがいなかったと仮定した場合の話だそうで・・・。

 

ライバル店ができたら状況は一変し、サービス合戦、値下げ合戦の始まりです。

 

そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、実際に開業している方にお知り合いがいるなら聞いてみてください。

 

「その通りだよ」と、みなさん言われますから。

 

でも・・・収入はそれでやっていけるなら、いいと思います。

 

ですが、サービス合戦に突入すると、施術そのものより、経営や宣伝に頭を悩ますことになります。

 

経験したことが無い方には分からないでしょう、それって、とても辛いことなんですよ。

 

そこで、どんなライバル店ができようが、自分の治療院の半額で施術するような治療院が現れようが、どこ吹く風でそれこそ、お気楽に経営していける方法があると教えてもらいました。

 

それは、自分独自のオリジナルメソッドを作り上げること。

 

それができれば、ライバル店は決して真似できず、真似ようのないものは価格競争にもならないんです。

 

だって、他にはないのですから。

 

 

そこは大変な作業となりますが、そのかわりライバル不在のお気楽開業がでるということですよね。

 

そんな整体院を目指そうと思っています。

 

整体院開業編 担当 山田

 

開業鍼灸師の収入の現実

では国家資格を持つ鍼灸師、開業するとその収入はいくらくらいになるでしょうか。

 

鍼灸施術料金の全国平均は3600円(整体とあまり変わりません)。

 

あとは1日の来院数×営業日数で決まります。

 

支出は鍼灸用の鍼代とお灸代ですが、現在は鍼は滅菌使い捨てのディスポーザブル鍼が当たり前ですので、1回の鍼使用本数×来院患者数だけ必要です。

お灸も同様となりますが、ただ来院患者数だけ必要となるものですから、この単価はペイできますよね。

 

となると、固定費でもっとも大きいのはやはり家賃です(笑)。

 

なら、整体院の収入モデルとあまり変わらないという結論になりますよね。

 

でも、鍼灸院で保険適用ができるんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、鍼灸の保険適用のためには事前に医師の同意が必要です。

 

さらに同一部位を他の医療機関で治療を受けていないことが条件ですから、かなりハードルが高いのです。

例えば、腰痛は鍼灸の保険適応症ですが、他の医院で腰が痛いからシップをもらってますとなると、アウトです。

 

でも実力で1日8~12に人くらいの患者を集められるようになれば、収入も安定してきますかね。

 

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前  (必須)

メールアドレス (公開されません) (必須)

URL (空白でもOKです)

コメント

トラックバックURL: 
当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

メルマガ登録はこちらから

気と経絡をダイレクトに感知するための望診法メルマガです。登録解除はワンクリックでできますので、ちょっと覗いてみようかなくらいの気軽な感じで登録していただければと思います。

カテゴリー
最新の投稿
最近のコメント
アーカイブ
東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

ページの先頭へ

google-site-verification: googlea0d5fb4a649950c2.html