整体師の地方での平均施術料が3600円前後だそうです。
なので、その平均3600円で計算すると、労働時間が1日8時間で来院患者数が4~5人だったとします。
※これも開業2~3年目の整体院における平均来院患者数だそうです。
すると1日18000円。1か月週1回のお休みでめいっぱい働いて396000円。
そこから必要経費を差し引くと、半分は経費や税金で消えていきますから、残るのは手取り換算で20万くらい。
これが一般的な整体師の現実で、それも経営が軌道に乗っている状態でそんな感じですから、開業1年目で赤字なのは当たり前。
2~3年目でも手取り換算で20万あるなら良いほうだよ、とよくそんな話も聞きます。
ただ、それも競合ライバルがいなかったと仮定した場合の話だそうで・・・。
ライバル店ができたら状況は一変し、サービス合戦、値下げ合戦の始まりです。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、実際に開業している方にお知り合いがいるなら聞いてみてください。
「その通りだよ」と、みなさん言われますから。
でも・・・収入はそれでやっていけるなら、いいと思います。
ですが、サービス合戦に突入すると、施術そのものより、経営や宣伝に頭を悩ますことになります。
経験したことが無い方には分からないでしょう、それって、とても辛いことなんですよ。
そこで、どんなライバル店ができようが、自分の治療院の半額で施術するような治療院が現れようが、どこ吹く風でそれこそ、お気楽に経営していける方法があると教えてもらいました。
それは、自分独自のオリジナルメソッドを作り上げること。
それができれば、ライバル店は決して真似できず、真似ようのないものは価格競争にもならないんです。
だって、他にはないのですから。
そこは大変な作業となりますが、そのかわりライバル不在のお気楽開業がでるということですよね。
そんな整体院を目指そうと思っています。
整体院開業編 担当 山田
開業鍼灸師の収入の現実
では国家資格を持つ鍼灸師、開業するとその収入はいくらくらいになるでしょうか。
鍼灸施術料金の全国平均は3600円(整体とあまり変わりません)。
あとは1日の来院数×営業日数で決まります。
支出は鍼灸用の鍼代とお灸代ですが、現在は鍼は滅菌使い捨てのディスポーザブル鍼が当たり前ですので、1回の鍼使用本数×来院患者数だけ必要です。
お灸も同様となりますが、ただ来院患者数だけ必要となるものですから、この単価はペイできますよね。
となると、固定費でもっとも大きいのはやはり家賃です(笑)。
なら、整体院の収入モデルとあまり変わらないという結論になりますよね。
でも、鍼灸院で保険適用ができるんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、鍼灸の保険適用のためには事前に医師の同意が必要です。
さらに同一部位を他の医療機関で治療を受けていないことが条件ですから、かなりハードルが高いのです。
例えば、腰痛は鍼灸の保険適応症ですが、他の医院で腰が痛いからシップをもらってますとなると、アウトです。
でも実力で1日8~12に人くらいの患者を集められるようになれば、収入も安定してきますかね。
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