個人治療院の経営戦略21 「再投資という考え方」

目安時間5分

開業の目的は趣味でもボランティアでもありません。

 

利益をあげることなのです!

 

あなたは1日何人診れますか?月に何日働くのですか?

 

月収はいくら必要ですか?

 

単純な計算で客単価を最低いくら以上にしたらよいかがでてきます。

 

あなたの設定は適切ですか?

 

患者を集めて、患者教育をして、来院していただく。

 

それが、リピート率を上げるすべての基本です。

 

ただし、「患者教育をする」、これを履き違えないでください。

 

患者様に支持していただき、その結果として利益を出すのが目的です。

 

患者を騙し、利益をだすことを患者教育というのではありません。

 

また、患者を無理矢理自分の信奉者にすることでもないのです。

 

いろいろな心理ノウハウのマニュアル本が出回っていますが、リアルな商売はそんな甘いものではありません。

 

口八丁手八丁は、一時的にうまくいっても、絶対に長続きはしないでしょう。

 

 

患者のことを真剣に考える。

 

それが患者教育の基本となります。

 

とりあえず、7~8万ほど売利上げをアップさせてみましょうよ

 

以外とばかにできない小売り利益について。

 

売上を上げるためだけの小売はストレスになるだけです。

 

ですが自分が本当によいと思ったものなら自院で小売してみてはどうでしょう。

 

健康食品、健康グッズ、なんでもかまいません。

 

意外と月々数万円の売上になったりします。

 

再投資という重用な考えかた

この7~8万円の収益増は達成できたら、それは再投資に回すべきです。

 

なんの投資かというと、もちろん自分の治療院です。

 

小売りでもよいし、自分のオリジナルメソッドの販売でもよいです。

 

7~8万にもなればパートが1人雇えてしまうのです。

 

その分自分の仕事量が減り、その分の労力を自分の技術成長に投資できるのです。

 

そして自分の治療院に還元することで、さらに患者さんによりよい治療技術を提供できますから。

 

この再投資という考え方は重要です。

 

東洋医療技術研究会「和流会」について

 

東洋医療技術研究会「和流会」主催の講座の統一のお知らせです。

 

 

1つめは和伝整体塾です。

 

古流の整体技法(会津藩に伝承されたもの)を中心とした整体技法の勉強会です。

特徴は古式整体の技法伝承にもありますが、「見の技法」の修得にもあります。

 

見の技法はおそらく、この会でしか勉強されていないのではないでしょうか。それが最大の特徴でもあります。

その見の技法と有川先生の古流望診法を組み合わせたものが気流診です。

 

2つめは気流診講習会です。

これは和伝整体塾の「見の技法」を東洋医学の古伝望診法と融合させたもので、当会独自のオリジナル技法となります。

望診によって患者の気滞を感知し、経絡調整によって施術しようとする技術です。

 

3つめは10秒筋トレです。

筋トレという名称がついていますが、主にインナーンマッスルの動きを良くするための練習であり、通常の筋トレとは違い力不用、ゆっくり動き、自然の形を保つを三原則としています。

 

静的禅に対して、日常禅とも称します。

じつはこれは和伝整体塾の見の技法修得のための身体操作をもとにして作っています。

 

以上のものはいままで、それぞれ独立した講座でしたが、互いになくてはならない技法体系となってきましたので、統一させていただきます。

 

10秒筋トレに関しては無料公開の予定です。

 

いましばらくお待ちください。

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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