個人治療院の経営戦略2 「成功する開業方法とは」

目安時間8分

和伝整体塾の開業メソッドは、

 

まずは整体師として生計を立てるにはどうしたらいいか?

 

生きていくためには、まず収入を得なくてはならない、

そのためにはどういう技術を学び、どういう経営をすべきか?

 

そういったことを真剣に考えて作られたメソッドです。

 

実は、和伝整体の先生は自分の治療院を経営不振から潰してしまった経験を持っています。

 

悩んだそうです、家族を養わないといけない、収入を得たい、切実ですよね。

自分のやり方が悪いのか?

 

でも周りの治療院、自分の同期の整体師の治療院をみても、けっこうな割合で

経営で苦しんでいる治療院がある。

 

どうしてなんだろう?

 

技術がないのか?

しかし、それh一朝一夕には身につかない。

 

資金不足(宣伝、治療院設備など)のせいか?それで見栄えが悪いのか?

 

それとも、自分の性格(トーク技術)に問題があるのか?

 

でも、どう考えても自分より技術の低い、基幹の型しかできないような治療院でも流行ってる!

 

ボロ屋で、手作りの看板しかない治療院でも患者が来てる!

 

あんな愛想の悪い、見た目も悪い(すいません)先生の治療院も流行ってる!

 

なにが違うんだろう?

 

町のど真ん中で開業(立地)すれば良いというわけではない。

 

宣伝にお金をかければよいというものでもない。

 

ひたすら技術を磨けばよいというものでもない。

 

それは先生や友人の経験から断言できるそうです。

 

 

そういった、いろいろな経験から作られた、メソッドが「らくっと整体」の技法と開業方法なんです。

 

やることは多いんですけど、楽ですよ。

 

なぜなら、最初のテーマ取り組みなんですが、自分が「これだっ!」ってひらめいたアイデアをやるので、

やらされているんじゃなくて、楽しんでできるんです。

 

先生に言わせると、この楽しんでやる、というのが一つのポイントだそうです。

 

このスクールのメソッドは少し変わってるんです。

 

なにがって、スクールの3本柱は、

 

まず技術修得を目指さない。

 

開業に時間とお金をかけない。

 

成功が約束されてから開業する。

 

本物のの技術を修得するには時間がかかる、でもそれまで無収入というわけにはいかない。

それに、技術の練習はどこまでいってもキリがない、一生続くのです。

 

開業にはお金をかけてはいけない、失敗したら損失が大きすぎる。

お金をかけるのは、治療院を移転、改装するとき!

 

まずは患者を集めてから、つまりうまくいくと分かった状態で開業する。

そのほうが安心感が違いますよね。

 

そして、自分のテーマで制作したマニュアルをebookで販売しましょうというのには「保険」という意味合いもあるんです。

整体院は自営業ですから、体が不調、家族の急な病気、などどんな理由で長期休診を強いられるかわかりません。

 

その時のために副収入を持つべきだということです。

 

ただ、その副収入が整体(本業)にまったく関係ないことでは、いけない。

それ自体も整体師としての経験値となるものでなければだめだと。

 

そういった理由でつくられた整体スクールが「和伝整体」スクールであり、

このメソッドなんです。

 

開業メソッドへの質問

先日、「和伝整体」の開業メソッドについての問い合わせがありました。

 

「特別な方法があるのですか?」みたいな問い合わせが多いのですが、じつは、そんなものはないのです。

 

私は最初、とある政令指定都市の繁華街で開業しましたが、あまりうまくいきませんでした。

 

看板さえあげれば患者が集まる時代は終わっていたのです。

 

患者さんに来てもらうには、今はまずどんな治療院かを知ってもらわないとダメなんです。

 

で、多くのかたも「○○専門」とか、「○○流整体」とか、特徴を出そうとしていますが、圧倒的に情報量が足りないと思います。

 

本当に知ってもらうためには、自分を語りつくすぐらいの情報量をださないとならないんです。

もちろん、治療家としてのですよ(笑)

 

そこまでして、やっと口コミがおきます。

 

でもそれって、特別なことでしょうか?

 

実は、当たり前のことなんですよ。

 

「和伝整体開業メソッド」で教えていることは、その当たり前のやり方を提示しているだけなんです。

 

次に私のやらかした失敗は、手あたり次第に患者を引き受けたこと。

 

その当時、私は経絡治療だけでやってまして、それはガチガチ系のコリには効果がでない。そのためには瀉的散鍼(知らない人ごめんなさい)のようなテクニックが必要なんですが、こだわりのある私はそれをやらなかった。

 

つまり、自分の施術の適応外の患者まで見ていたという事です。

 

どんな治療技術にも適応、不適応があっって、それをちゃんと分けないといけないのですが、そんな基本的なこともできてなかったんです。

 

「和伝整体」では、その当たり前のことをやりましょう、と(笑)

 

派手な宣伝(ネットやリアルチラシで)をしようとうのではありません。

 

特殊なプランもありません。

 

ただ当たり前のこと、自分の施術と治療院を知っていただく、できるだけ詳しく。

 

次に開業したら、自分の施術の適応外の患者は受けない、という当たり前のことをキチンとやりましょうねっていうのが、「らくっと整体」です。

 

自分が利用する側(患者)の立場でみたら、それが普通なんじゃないですかっていうことです。

 

当たり前のことを、普通に実践する、それが「らくっと整体」であり、それが王道だと思います。

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東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

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古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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