さて、前回からの続きです。
とりあえず患者を選び(昔からの親友)整体の練習台・・いや患者になっていただくことにしました。
主訴は片頭痛です。
先生の技法チョイスはたった3つだけでした。
それでも時間的には30分少々。
で、施術後の変化はというと、
友人「気持ちいい気はする、治ったかどうかはわからないけど」
私「だろうね」・・・今から思えばなんて無責任なセリフ!
たった1回で治るはずはなく、週に2回ずつ施術。
友人の家だったり、私の家だったり。
ですが、なんの進展もなく1か月目。
ちょっと不安になってくる私。
このままじゃ、らちがあかない!
悩んでいても仕方がない。行動あるのみ!
先生はその症状について資料を集めろって言ってたよね、とりあえず調べるか。
というわけで、ネットの情報から始まり、
図書館での資料集め、
素人向けの本から、本格的な医学書まで読み漁り、
解剖学や、栄養学、片頭痛は心理的要因でも起こることから心のケアの方法まで調べていきました。
そこまで徹底して資料を集めると、さすがの私でもかなりの知識を得ることができ、偏頭痛に関してのみですけど、軽く1時間以上語れるくらいにはなり・・・
するといろんなことがわかってきました。
片頭痛といっても友人の場合はストレスとか、血管性のものじゃなくて体全体のねじれがあって、それが首にまで影響しているからだ・・・と思う(自信はない!きっぱり)
でもたった2か月でここまで詳しくなった。
ここまで進歩したたんだという気持ちになれました。
そして、3か月目に入り、友人の症状に少しづつ変化がでてきます。
背中全体が柔らかくなり、うつぶせの姿勢に明らかな変化がでてきました。
このあたりの詳細はまた別な機会にお話ししますけど、
つまり、だんだん良くなってきているんです。
でも、その間やったことは整体だけじゃありません。
ストレッチから、食事の栄養改善、睡眠の改善、いろんなことをやりました。
あとから知ったことですが、先生に言わせると、それらすべてが必要なことだったみたいです。
ちょっと難しい話かもしれませんが、1つの症状をいろんな角度から検討することで総合的な理解が深まるんだそうです。
そして、その全過程を記録し、次の段階へ進みます。
私は無事整体師になれるんでしょうか?
それは次回に続きます
研修会風景
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