現在、一般的になっている視診同様の望診法と、我々が追求している気や経絡をダイレクトに感知する古流の望診法は違うということをまずご理解ください。
そのうえで最初に一番多かったご質問にお答えしておきます。
まず、「望診法を本当に修得できるのでしょうか?こういうものは特別な能力なのではないでしょうか?」という質問ですね。
回答は「できます」です。
気の感知能力はもともと備わっていた能力で、使わなかったために退化した機能です。
ですから、本来どの方にもその能力は備わっています。
なので、「できます」と言えるのです。
さて、この講座は有川先生の望診法を元にしておりますが、決して有川先生の望診技術より私の能力が優れているわけではありません。
というより、私の望診能力なんて、実はたいしたことないんです。
じゃあ、なんのための講座だ、有川先生の著書から学んだほうがいいんじゃないのか?ってことになりますが、先生の著書「始原東洋医学」を読まれた方は分かると思いますが、望診法の修得方法については書かれていないんですよね。
有川先生は一種の天才であったのでしょう、望診法は自然に体得されたので、
その修得過程(練習方法など)についてはいっさい解説されておりません。
というより、できななかったんですよね。
なので、有川先生自身もこの望診法は自身一代限りで、他人には伝えられないと思われていたようです。
それでも学びたいという人たちに見学だけは許可していたそうですが、練習生はそれこそただ見ているだけ、です。
で、ここからがこの講座のポイントなのですが、その修得過程、練習方法を解説するというのが本講座の目的です。
私自身はただの凡人です。
ですからその練習方法はさまざまなものを試しましたし、数多くの失敗をしました。
だからこそ、みなさんにその修得方法をアドバイスできるのです。
修得は早い人で三か月程度、もしかすると1年以上かかる人もいるかもしれませんが、いずれにしても、みなさんは試行錯誤の必要はありませんから、私の道をたどっていただければ大幅な時間短縮のうえ修得できるでしょう。
さて、次回のメールより具体的な方法をだしていきますね。
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