個人治療院の経営戦略33 「整体院って儲かるのか?」

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次のご質問に回答させていただきます。   柔道整復師ってどんな仕事ですか、儲かりますか?。開業にあたって、やはり国家資格を取ろうと思い、柔道整復師が良いと考えているのですが・・・などなど。   (まとめて回答) 何度も言いますが、「あなたのやりたいことはなんでしょうか?」に対する返事によって答えは変わります。   まず柔道整復師の仕事は骨折(四肢に限る)、脱臼、捻挫、…

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個人治療院の経営戦略32 「やりたい事を優先すべき」

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まず「何がしたいのか」です   さて、先週1週間限定で経営相談を受け付けました。いくつかご相談をいただいておりますので、気・経絡の話題から少しそれて経営の話をいくつかしたいと思います。   私の師匠の一人に熊坂先生という柔道整復師がおられます。整復を得意としておりましたが、ある日保険診療を止めて、一回6000円の実費診療に切り替えました。   その理由は保険診療では亜…

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個人治療院の経営戦略31 「オリジナル戦略でいこう!」

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さて、マーケティングの基本はご理解いただけたでしょうか。   誰に(これは最も重要です!) なにを どこで いくらくらいで どのように   この5つです。   例えば、 近所の高校野球の選手A君に  ⇒この「誰に」というのが最初に必要です 肘を痛めているので、肘の整復を  ⇒関節の矯正専門のケア 練習場から通いやすい近くの施術所で  ⇒練習後の通いやすさを優先 アマチ…

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個人治療院の経営戦略30 「デザイン思考」

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デザイン思考とは   アップルのスティーブジョブズさんが言いました、「顧客は自分の欲しいものを知らない」と。   いきなりスティーブジョブズです(笑)ちょっと大仰でしょうか。   でも患者さんも同じだなと思うんです。   治療の本当の目的を知らない、改善の要求のポイントがズレいている、自分の本当の欲求をしらない、などなど。   ただ痛みだけ取れれば…

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個人治療院の経営戦略29 「マーケティングの重要性、もうちょっと分かりやすく」

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これからの具体的なマーケティング戦略を考える   基本的なマーケティングというのは患者さんのニーズを把握し、それに合わせて施術、そのほかのサービスを提供するってことです。   患者さんに必要なものを提供し、信頼を得てリピートしていただく、そして当院の良さを口コミで広めてもらうのも目的となりますよね。   では、そのニーズってどう把握すればいいのでしょうか。 &nbsp…

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個人治療院の経営戦略28 「マーケティングの重要性、あんまり難しいことはいいません」

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マーケティングの重要性を考えよう! さて、今回はマーケティングについてです。   マーケティングの起源は20世紀初頭のアメリカです。   昔むかしはマーケティングの必要ななく、ただ人の集まる場所がイコール仕事の場所。それが集客だったんです。   もう少し具体的に言えば、メインストリートに店をだすってことですね。   でも、交通網が発達し、情報ネットワークが発…

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個人治療院の経営戦略27 「これからの個人治療院はこうすべき」

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個人治療院、これからの経営戦略   ここでは治療院集客のまったく新しい視点からの戦略を提案させていただきます。   それは、いままであったような辛い、量で押すような戦略ではなく、「楽しく」を前提にします。   さて、ネットで検索すると治療院集客における戦略はいまも変わっていないことがわかります。   どの経営コンサルタントの集客戦略をみても、とにかく量で押す…

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個人治療院の経営戦略26 「あなたの真の実力の発揮方法」

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想いと行動の結果、それで必死に働けば経営状態は向上するのか?   します!   ただし想いと行動の方向性が理にかなっていれば、です!   どういうことか?   先に自分の技術レベルを正確に把握していなければ成功しないと言いました。   失敗する人というのは、常に自分のしたいこと、好きな事をしたがります。   成功する人は自分の得意なことで…

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個人治療院の経営戦略25 「やる気の持続、気力の持続」

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「やる気」の低下、自信の喪失は患者数減少の原因の一大要因となります。   やる気は如実に表れる。   自信の低下は確実に悟られる。   みんな成功したいという気持ちはもっているのです。 患者に多く来院して欲しいという気持ちはあるのがあたりまえです。   ですが、みんな持っているということは普通の「やる気」では周りに勝つ事はできません。   さらに強…

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個人治療院の経営戦略24 「熱意という見えない要素は超重要」

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経営を成功させるのに必要なのは、   ①自身の技術力の正確な把握(これは商品の特性を把握するということです)。   ②経営は掛け算であるから、その技術力を的確に表現する宣伝。   ③時と場所を考えた経営戦略。   なるほど、これだけあれば治療院は経営改善できるのか?   じつは、もう1つ足りません。   それはなにか?   また…

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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