健康を保つ秘訣

目安時間4分

以下、 和心道整骨院の先生の体験談です。

 

身体の情報を素直に聴きましょう!

身体はケガをする以前に、「ケガをする危険があるから注意しなさい」という情報を出していることがほとんどです。

しかし、その情報は「痛み」のような強くはっきりとしたものでないため見逃してしまうことが多いのです。

 

以下、知り合いの先生の体験談です。

私が学生時代、肋骨を骨折した時の話しです。

 

当時柔道をしていた私は柔道着に着替え、稽古の準備をしていました。

そのとき、左の下部肋骨の辺りに違和感を覚えました。

 

むずがゆいような、気持ち悪い感じがする。

しかし、痛いわけではないので、気にせずに稽古をはじめました。

 

そして、乱取り稽古(お互い自由に技を掛け合う練習)のとき。

私が投げ技に入ったときでした。

技がうまく決まらず、畳にうつ伏せになった瞬間、
「ボキッ!」

 

音とともに息苦しい痛みがおそいました。

肋骨骨折。

 

稽古前に違和感を感じていた場所でした。

身体は
「ここがケガしやすい状態になっているから気をつけなさい」

と教えてくれていたのです。

 

その警告を無視した結果でした。

 

数えきれないほどケガをしてきた私ですが、振り返ってみると、ケガをする前にはほとんど必ずと言っていいほど前兆があるのです。

その前兆に素直に耳を傾け、注意すれば、大概のケガは大事が小事で済むはずです。

 

みなさんも、自分の身体の情報に耳を傾けてみてください。

 

身体は何かしら教えてくれるはずです。

日本人の健康寿命は短い

日本人の平均寿命は世界トップですが・・・

逆に健康寿命はワースト1位という事実をご存じでしょうか。

 

つまり日本人は平均で10年以上寝たきり生活の後に死を迎えることになるのです。寝たきり状態となる平均の期間は男性9.2年、女性ではなんと12.7年と他国の平均7年を大きく上回っています。

 

寿命は延びましたが、最後の約10年以上を寝たきりか、要介護で過ごさなくてはならないのはとても辛いです。

 

治る力とは恒常性維持機能と言います。俗にいう「自然治癒力」のことですが、病気になった場合に元に戻ろうとする力のことです。

それがなんらかの原因で維持機能が低下すると「疲労の蓄積」がおきてきます。

 

この機能低下の状態を東洋医学では「気滞がある」と言います。

 

整体治療の本来の目的はこの「気滞」を解消し、恒常性維持機能を正常化することで、健康寿命を延ばすことにあります。

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

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講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

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相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

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勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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