個人治療院の経営戦略17 「誰にでも勘違いはあります」

目安時間5分

開業場所は確かに昔ほどは影響が少ないです。

 

それはネットという情報網の発達のおかげでしょうね。

 

でも・・・

 

わざわざ分かりにくい場所で開業するのは愚かです。

 

宣伝1つとっても表通りなら看板1枚ですむのですから。

 

また通院する人の利便性を考えたら、やはり便利な場所にこしたことはありません。

 

単純に、家賃の高い低いで決めるのも愚かです。

 

高いには高いなりの理由が、安いには安いなりの理由があります。

 

通院の手軽さは集客力にダイレクトに現れます。

 

集客力が2倍も違えば、裏通りの家賃10万より、表通りの家賃20万のテナントのほうが結果的に安いのです。

 

 

開業資金は120%必要

それから開業資金は120%くらい用意したほうがよいと思います。

 

120%とは自分でこれくらいは、と思っている2割増しということですが、必要なテナント代、改装費、設備費、運転資金など自分で試算してみて
500万くらいと予想したなら600万は欲しいということです。

 

どうしてかというと、私の先輩、友人を含め多くの人が予想外の出費があったと報告しているからです。

 

予想外のハプニングは必ずおこるものと思っていたほうがよいと考えます。

 

可能な限り余裕を持った資金計画、もしくは、いざという時の資金の調達方法をあらかじめ考えておいたほうがよいでしょう。

 

また、開業をしてみて一番の誤算だった、と多くの人が言うのが運転資金です。

 

最初の目算と違って以外なことに費用がかさんだり、予定外の出費があったりします。

 

運転資金は最低半年分、これは最低限です。

 

これが用意できないのならもう一度、開業計画を練り直すべきです。

 

設備投資では以外と必要なものがわからない!?ものです。

 

開業時点では以外と必要な設備を見落としていたり、逆に必要だと思っていたものが不要になったりするものです。

 

その中には迷い、また自己の技術の成長過程で新たな設備が必要になったり、いらなくなったりする事も含まれます。

 

このことを考えても資金は十分に用意しておいたほうがよいでしょう。

 

あなたは常に成長し、変化しつづけているのです。

 

今は必要ないと思っていた知識や技術、器具(治療機械)が、後でどうしても必要になったりするかもしれません。

 

和伝整体スクールでは・・・

そこで、和伝整体スクールでの提案は多額の準備金ではなく、副収入源を用意しておくことなんです。

 

どんな副収入かといいますと、それは個人の希望にもよるのですが、基本は本業に関連することで稼ぐ、です。

 

他でバイトするとか、そんな方法ではありません。

 

単純に労働時間が増えるのではだめ、疲労が蓄積するだけだからです。

 

本業に関係ないこと、治療院の成長に役立たないこともダメです、時間の無駄になるから。

 

 

それは生徒さんの個性や希望に沿ったやりかたで、いろんな方法があります。

 

自分の治療院PRのためのブログをそのまま収入源にしてしまう方法。

 

自分のオリジナルメソッドをテキスト販売する方法。

 

治療院を整体とほぐしの2体制にして、自分が休んでいても治療院が稼働するようにする方法。

 

etc・・・。

 

場合によっては、開業する前に副収入源だけ作っておいて、それを開業資金、運転資金にあてるという方法。

 

それだと、ほとんどリスクなく開業できますからね。

 

安心して、お気楽に開業、経営していける治療院をめざす、それが「和伝整体スクール」です。

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

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記事執筆・メルマガ担当 前沢

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勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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