望診法講座117 「望診に失敗した例」

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先日の失敗例をひとつ。   40代女性の患者さん、主訴は腰痛。望診では右股関節になにか在り。   気滞ではないが、この感じは経筋?切経でもそのあたりに指が止まる。   はて?なにやらおかしな感じ。   患者に問うと、別に股関節にはなんの症状もない、とのこと。   と言っている間に、その患者さん、筋肉痛でその場所に磁石を貼っていた、はがしますね・・と…

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望診法講座116 「経絡治療のための望診」

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さて、先日のご質問の中でもっとも多かったのが、   「気が感知できることで、なにができるのですか?」   「脈診との違いはなんですか?」   「結局、筋骨格を扱う整体師には関係ないですよね?」   などいった、気が見えるからなんなの?系の質問が多かったです。     気の世界は潜象界といって、現象世界とは表裏一体の別世界です。 &nbsp…

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望診法講座115 「望診のときに意識を置く場所について」

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(質問)   望診時には胸に意識を集中するのが良いのですか?   (回答)   少し補足させていただきます。以前に望診のときは胸の感覚を最も重視すると書きました。   その理由は有川先生の結論だということもありますが、自分でもいろいろ試してみて、胸が一番良かったからです。   眉間でもなく、丹田でもなく、胸の感覚です。チャクラとの関係性を質問された…

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望診法講座114 「合掌行気法について」

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ご質問への回答です。   まず、合掌行気法のやり方について   この練習法については質問されるかたも多いのですが、 昔からある基本練習法で、整体を学んだかたなら、たいていの方がやっておられるのではないかというくらい有名な練習法です。   まず、文字通り、合掌します。   手は胸の前に、ただし、肘は自分の心臓の高さくらいに。すると腕はほぼ水平になると思います。…

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望診法講座113 「東洋医学は嘘と虚構の世界3」

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前回の記事ではおそらく人が本来もっている「原初感覚」によって気滞(と命名された異常個所)を感知して治療に応用していたのではないか、それを体系化したのが経穴、経絡ではないかと述べました。   さらに文字、紙の発展によってそのデータが記述され残されるようになると、原初感覚の低下とともに、そのデータをもとにした医術が編集されていったのだと思います。それが古典医学書です。   「古典」…

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望診法講座112 「東洋医学は嘘と虚構の世界2」

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私たちは五感で感じ取れる世界を中心として活動しています。   この目に見える世界、触覚で感じ取れる世界を「現象界」と言います。 この世界での現象は「五感で観察できる事実」で成り立っています。   ただ、人類発生して間もない原始生活の時代は、もしかすると気や経絡を感知できる五感以外の感覚をもっていたのかもしれません。   現象界に対して、五感以外の感覚でなければ認知でき…

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望診講座110 「現代医学と東洋医学」

目安時間4分

いただいたコメントへの回答です。   (質問) 鍼灸学校で、いろんな知識を詰めれば詰めるほど、気流診で言われていることから、遠ざかっていってる気がしてます。   手かせ足かせをはめられてく様に。     (回答) お気持ちはよくわかります。   かつて自分も同じことを思ったことがありますから。   でも、今となってみれば、鍼灸学校の勉強で…

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望診講座109 「始原東洋医学 有川貞清著」

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有川先生と私の望診法の違い ※画像をクリックすると、アマゾンの販売ページに移動します。 私の望診法は有川先生から学んだものに間違いありません。また、望診技術のレベルでは有川先生にはまだ遠く及ばないことも自覚しています。   では、有川先生と私との違いは何かといいますと、まず大きく違うのが有川先生は姿勢や体調に関してはとくに注意されなかった点です。 私はとくに姿勢、脱力を重視しています。 …

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望診講座108 「鍼灸真髄 沢田健著を読んで」

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この本は鍼灸を目指すきっかけとなった思いで深い本です。   一気に読み、また繰り返し読みましたが、なぜか臨床には役立ちませんでした。   なぜかと言いますと、澤田流鍼灸術は、まずは澤田先生の手指のようにすぐれた指頭感覚があるということが前提としてあるからです。   いわゆる「治療家の手」です。   澤田先生は腹診を重視されたようです。 まず、丹田(関元付近)…

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望診講座107 「気滞と鍼灸治療について」

目安時間5分

鍼灸師さんからのご質問への回答です。   (質問) 陽反応点、陰反応点に全部お灸で対処するとどうなりますか?   また、「ていしん」ではなく、普通のステンレス鍼で、対処するとどうなりますか?   (回答) まず陰点(マイナス点)は禁灸穴となります。隔物灸程度なら良いですが、火傷の残る透熱灸だと、症状が悪化します。   身を持って体験しているので間違いありませ…

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)、熊坂護先生 (栃木)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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