気を感知する初歩訓練「気づき」 いきなりですが、何度も同じミスを繰り返しているな~と思ったことはありませんか。 もしあるなら、それは注意力、観察力の不足ですよね。 気を感知できるかどうかも、その注意力、観察力をどれだけ発動できるかによります。 気は微小な反応しかみせませんから、わずかな差異を感知できないと、感じ取ることがきでないんです。 また…
望診講座106 「望診と気付き」
望診講座105 「整体への応用」
望診を整体に応用する方法です。 じつはこれは2つの方法があります。 もちろん1つは、望診にて気滞を判別する方法です。 そしてもう1つは、気滞ではなく、実体を判別する方法でなのです。 以前から、感知しているものが気滞なのかそうでないのか、という質問に対して、はっきりとした形を伴うものやラインとして感知されるものは実体、病巣、経筋などであると説明…
望診講座104 「気と重力、気を感じる力」
さて、私が気流診修得に姿勢や脱力を重視しているのはご存知かと思いますが、その理由は大きく2つあります。 その1つを簡単に解説します。 それは、自分の内側を細分化して観察することで、「微小な差異」に敏感になる訓練をすることです。 瞑想でも内側に向かう方法と外側に向かう方法があるようですが、その内側に向き合う方法をとっています。 ※外側に向き合う…
望診講座103 「消えない気滞」
本日はご質問への回答です。 (質問) 気滞?だと思われるものを感知できてはいるものの、それがうまく消去できるときは効果もあるのですが、どんなに反応点を追っても消去できないときがあります。 それどころか、うまく反応点がとれないときもあります。 これは気滞消去治療の適応外ということでしょうか。 (回答) これは、少し高度な質問になりますね。 &n…
望診講座102 「治療家の手がつくりだす気のボール」
治療家が悩む指頭感覚 次のようなご質問をいただいたので、これは皆さんでシェアしたいと思います。 (質問) 電線(電気回路を使用した感覚訓練)の周囲に何かあるなぁという感覚はあるのですが、流れを感じることができません。 片手に磁石を持ってみても同じです。 流れが感じられないということは、電線の周囲に感じている何かある感覚も思い込みに過ぎないのでしょうか。 (回答) お悩み…
望診講座101 「高血圧と気滞との関連について」
平均寿命と健康寿命の差が10年以上あることを書きました。 つまり平均で10年以上は寝たきりか要介護状態で過ごすわけです。 そう考えると、日本の高齢者は決して豊かな生活ができているとは思えません。 それに、日本の寿命は本当に伸びているのでしょうか。実は少子化も影響しているようです。乳幼児死亡が減れば、平均寿命は延びますからね。 そこで、健康寿命…
望診講座100 「気滞を感知するには」
数回にわたって気滞感知のコツ、について考えてきましたが、イメージや固定観念を排除して現実をそのまま見ることの大切さを重視しています。 でもこれは簡単なようで、とても難しいことなんだと思っています。 なにかしら技術をひととおり修得されたかたなら、なおさらではないでしょうか。 どうしてもその技術体系、診察・診断体系でみていく習慣ができてしまっていますから。 &…
望診講座99 「経絡図の今と昔の違いについて」
ご質問への回答 さまざまなご質問ありがとうございました。 いくつか似たような質問が重なり、要約すると以下の5つの質問にわかれていましたので、まとめて回答させていただきます。 また、その他の難しいご質問に対しては、メルマガもしくは個別に回答させていただきますので、よろしくお願いいたします。 現存していない経絡図や経穴はあるのでしょうか? 現存し…
望診講座98 「経絡治療では、経絡の調整しかできませんよ」
(質問) 中医学をかじった程度で、キネシオロジーを検査法として使用した整体をしています。 不整脈や不眠、ホットフラッシュなどを 漢方を処方せずに治療する方法を模索中です。 経絡治療で、改善して行く事は可能でしょうか? (回答) 経絡治療とは、経絡の異常の調整技法です。 したがって、経絡に異常があった場合は病名に関係なく、なんらかの効果をだすことは可能です。 …
望診講座97 「経絡治療における適応即判定について」
経絡治療において、適応側ということを重視されている先生方がおられます。 そういったことを質問される方が何人かいらっしゃいましたので、回答させていただきます。 さて、適応側の判定については先生方によって独自の判断基準を持っておられる先生もおられると思います。 基本的には健康側。 男性は左。 女性は右。 これが基本と言われていますが…