気楽な整体院開業 その4 「ただひたすら記録する?」

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さて、前回からの続きです。   とりあえず患者を選び(昔からの親友)整体の練習台・・いや患者になっていただくことにしました。   主訴は片頭痛です。   先生の技法チョイスはたった3つだけでした。   それでも時間的には30分少々。   で、施術後の変化はというと、   友人「気持ちいい気はする、治ったかどうかはわからないけど」 &nbs…

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気楽な整体院開業 その3 「四の五の言わずにやりなさい!」

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前回の続きから、   先生の説明が続きます。   そこでの大事なポイントは、自分にとって「これを治したい」という強烈な意思をもてる患者、もしくは症状を治すこと。   ここは重要なのでもう一度言うよ。   強烈な意思をもって治したいと思う患者か症状を1つだけ治す。   それはなぜか、どんな理由があるかは考えてみて。   そして、その治療過程…

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東洋医学の診断法「四診法」のなかの脈診

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脈診について 経絡治療とは文字通り経絡を調整することで傷病を癒そうとする施術方法です。   そして、異常経絡の把握は東洋医学診断法である四診に基づいて判断されます。   しかし、昨今脈診重視の経絡治療が増えたような感があります。 経絡治療において脈診は重要です。なぜなら、気の変化が少しずつ物質化していき最初に現象としてでてくるのが脈だからです。 その気が血から皮膚、筋肉、骨と変…

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潜象整体への道 ~気を診る、気を感じる整体への道~

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私たちは、次の目標を実現するために努力してまいりました。   1、いかに最速でプロとして通用する技術を修得するか   2、安心して、気楽に開業するための準備方法   3、開業資金がない、資格取得費用がない、時間がかけられないを解決する方法   次の段階として、技術の幅を広げるために「気流診」を取り入れた整体技法の構築を目指すことにしました。   気…

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気楽な整体院開業 その2 「そんなの無理でしょ!と叫ぶ私」

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さて、私はある方のアドバイスに従って開業しました。   「じゃあ開業しちゃえば」の一言です。   もちろん、そのたった一言で開業したわけではないのですが。   私「でもどうやって?お金(開業資金)も技術もないんですよ」   先生「整体師やりながら、開業資金を作ればいいよ、やり方は3つ。   1つは自宅開業して、患者を治すこと。   2つ目…

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気楽な整体院開業 その1 「はじまりは、ただその一言から」

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※整体院開業例として会員の山田あき子先生のお話を掲載させていただきます     北陸の地方都市で整体院を始めて早4年、小学生の男の子の(2020年現在3年生)子育てと両立させながら今日も忙しく走り回っております。   私はこの仕事を始める前は保険のセールスレディをしておりました。   でも、人を癒す仕事をしたいという願望はずっとありましたので、 いつかは整体…

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整体院の収入の現実

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整体師の地方での平均施術料が3600円前後だそうです。   なので、その平均3600円で計算すると、労働時間が1日8時間で来院患者数が4~5人だったとします。   ※これも開業2~3年目の整体院における平均来院患者数だそうです。   すると1日18000円。1か月週1回のお休みでめいっぱい働いて396000円。   そこから必要経費を差し引くと、半分は経費や…

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経絡は存在しません!? 経絡治療の立場から

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私が目指した目標は経絡と経穴を自在に操り、人体の気をコントロールすることでした。   そして、東洋医学を学べばそれができると信じていたんです。   ところが、鍼灸学校に入って半年もかからずに最初の現実につきあたります。   まず、「気」の定義が無かったのです。   いや、あるよ。と言われる方もいるでしょう。   確かに、その流派や技芸の中でだけ通用…

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私の経絡治療に足りなかったもの ~脈が良くなっても治らないのはなぜ!?~

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整体の施術において、同じような症状に同じように施術しても効果が全く違うのはなぜだろうという疑問が常にありました。   同じ脾虚で脾を補う、脈も良いほうに変化する、ならば症状も良いほうに変化しなければおかしい。 でもそうならない、かなりの個人差があるのはなぜなんだろうという疑問です。   経絡治療の先生方に尋ねると、「個人差だ」「補い方が足りないのだ」「生活習慣を改善しなければ・…

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患者は嘘をつく

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患者さんの「おかげさまで、よくなりました」は案外あてにならない・・・と思うことがあります。   自分がこんな経験をしたからだと思います。   自分が他の治療院で施術してもらっていた時、   その先生の手技が、ちょっと自分に合わなくて帰りたくなってしまったのです。   で、「おかげさまで、よくなりました。もうあまり痛くないです」と言ってしまいました。 &nbs…

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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