ご質問への回答です。
まず、合掌行気法のやり方について
この練習法については質問されるかたも多いのですが、
昔からある基本練習法で、整体を学んだかたなら、たいていの方がやっておられるのではないかというくらい有名な練習法です。
まず、文字通り、合掌します。
手は胸の前に、ただし、肘は自分の心臓の高さくらいに。すると腕はほぼ水平になると思います。
あとはその姿勢で手のひら、指先に意識を集中しながら約1時間、合掌を続けるだけです。
呼吸は自然に。
その際に、手のひらや指先におこってくる感覚(じんじんする感じとか)を観察、感じ取っていてください。
ネット検索すると、この練習方法を神秘化して解説している方もおられますが、上記のやり方で大丈夫です。
あくまで基本練習ですので。
一生のうちに1回やればよい、といわれていますが、複数回やってもかまいません。
解説動画もあらためてアップしようと思います。
ただ、基本練習は合掌行気だけではありません。これは内観的な方法で、逆に外観的な方法もあります。
人によって向き不向きがありますので、外観的なやり方も次回、解説させていただきます。
追記 治療家の手をつくる練習についての質問
電池装置について
意外にこの質問が多いんですね。
作り方ですが、単1用電池ボックスと電線、抵抗として豆電球を使用します。
ネットで購入される場合でも、ホームセンターで店員さんに聞く場合でも「電池ボックス」ときいてみてください。
単1、4本用です。単1、1本では電圧が少ないかと思います。
抵抗に使う豆電球ですが私のは4.8V用です。これも小さいとすぐ切れていまいますので、注意してください。
で、その電気装置をどのように使うのか?
まず電流を流します(つまり豆電球を点灯させる)。
次に電線をプラスからマイナスに沿って手でなぞります。
電流は基本的にプラスからマイナス方向へ流れていますから、その流れに沿って、電流の通る感じを感知する練習をします。
この時の注意点ですが、手は電線からは少し離します。直接は触れません。
何故かと言いますと、直接触れると触覚優位になってしまって、気を感じ取る感覚が養われないからです。
あとは電流の流れが感知できるまで繰り返します。
基本練習は以上です。
追記 電気回路についての質問に回答します
(質問)
電気回路をつかった練習についての質問です。
◯「気」の流れと「電流」の流れは似たような感覚ではあるだけで「電流=気」ではない。
◯ 気の流れをつかむための感覚訓練として、電流の流れを手で感じ取る練習。
とあるのですが
電流をの流れを感じ取る訓練では、どのような意識(イメージ)を持って行うのがいいのでしょうか?
(例えば、電流の流れをイメージする。指先に意識を集中する。のような)
それとも、「電流」も「気」と同じく
◯余計な力、余計な思考、余計な意識の排除
という、「無」に近いレベルの状態で行うほうがよいのでしょうか?
(回答)
これは余計な思考の排除で。
ただそこにある流れを感知する、という
この意識だけは持たないとだめですが。
有川先生はこれを「意念の投入」とよく言われました。
感知しようという意識は持たないとだめだと。
ですが、そこに想像が入り込むと間違いを起こすとも、よく言われていました。
それから、ご質問はどんどんしていただいて構いませんよ。
なので、気にせずに、どうぞ。
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