さて、開業することになった私。
ここまで6か月半の道のりでした。
私の人生がこんな形で急変するとは(半年前は思いもよらなかったです)。
ただ、不安はあまり感じませんでした。
なぜならこの半年間で80人のお客さん(患者さん?)を得ての開業なので、
80人の人が今まで通り来てくれれば3500円×・・・100万超えるじゃん(と、皮算用)!
一人ほくそ笑む私。
そこに先生が冷ややかな一言。
そう計算通りにはいかないよ。なんせその80人、いままでタダで施術してきたから来てくれたんだ、有料となったら今までのようには来てくれない。
でも84人の患者リストがあることには違いない。
一般的にリストが300人あったら経営は成り立つ。1000あったら安泰だと考えていい。
まあ、80人は月の延べ人数と考えるのが通常だろう。すると必用経費を払ったら手元に残るのは15万前後だと思っておいた方がいいよ。
(えーっ、私は100万欲しい!)
声に出さず反抗する私。
ところが、蓋を開けてみると実際には有料になったとたん来てくれない人もいて、売り上げは先生の予測ほぼドンピシャ。
(正直、がっくりです・・・世の中そんなに甘くない!)
ただまあ、やりたいことをやって月15万ならパートにでるよりよほど良い。
息子の習い事にも自由に付き合えるし、自分のペースで仕事ができますからね。
その後患者さんは少しずつ増えていくのですが、ある程度でセーブしてしまいました。
なぜなら息子といる時間を増やしたかったからです。
なので午前中か遅くても3時くらいで私の治療院は終わり、息子を迎えに行って、あとは自由時間です!
先生に言わせると、もったいない!もっと増やせばいいのに、とのこと。
他にもいろいろ提案はあったみたいなんですよ。
客単価を増やす方法とか、
人を雇って経営するときのタイミングとコツとか、
キャンペーンのやり方とか、
いろいろ教えてはいただいたんですが、でも私は自由時間を増やすことを選択しました。
いや~お気楽なほうを選択してすいません。
まあ、とらぬ狸の・・・とはいきませんでしたが、赤字覚悟の開業にはならない目度がついていたので、かなり気楽な開業だったのは感謝です。
さて、私はその80人の方をほぼ無料で施術したんですが、それを有料でするのも一つの選択肢だったらしいんですね。
チラシも何回かに分けて配って、患者リストも200くらいにしてから開業するとか、無料公演してしまった片頭痛レポートもebookにして販売するとか、そうすると開業の自己資金が調達できている、という状態で開業できたそうです。
私は全部無料でやってしまったので、開業時の自己資金はゼロでした。
じゃあ資金はどうしたのかというと、国民金融公庫で借りました。
金利は信じがたいほど低く1.2%!
金利が低いぶんだけ、審査は厳しく、事細かに事業の展望を聞かれましたが、この80人の患者さんがいるので、赤字にはならないという状況がかなり有利に働いたみたいです。
では次回は、いきなり効果80%超えの施術方法の秘密を公開しますね。
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