熊坂塾(熊坂護先生)への入門記録

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平成19年2月の11日に宇都宮にある熊坂武術院、熊坂護先生に正式に入門しました。 正しい柔道整復術を修得するまで続けようと思います。   初めて熊坂武術院を訪れたのは昨年12月17日(日)。 最初はなにをしているのかわけがわからなかった。   実際に腰を中心とした施術を受けた。 心地よいとは感じたが、その日の感想はそこまでだった。 驚いたのは、その翌日。   20数年…

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伝説の整体師 「熊坂護」

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私の師匠の一人、熊坂護先生は古い流派の骨接ぎの先生です。   私ならお手上げ、いうような骨折、脱臼から体の歪みまでなんでもこいの先生です。   さぞ荒っぽい施術(私の古流整復法に対するイメージでした)だろうと思っていたのですが、施術を受けた感じは予想に反して非常にソフトでした。   そして、施術を受けた翌日になって気がついたのですが長年の股間節の痛みがないことに気がつ…

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会津古流整体術(和伝整体・剛法)

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熊坂護という柔道整復師が宇都宮におられます。   会津古伝の整復術を正式に継承する先生です。   一部、伝説ともなっておられる先生です。   その技の効きは誰にも真似できないとも言われています。   さて、その技のほうですが、おそらく想像よりはるかにシンプルです。   たぶん型だけなら3日で覚えられます。   でも、同じようにしても技の効…

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私の経絡治療に足りなかったもの ~脈が良くなっても治らないのはなぜ!?~

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整体の施術において、同じような症状に同じように施術しても効果が全く違うのはなぜだろうという疑問が常にありました。   同じ脾虚で脾を補う、脈も良いほうに変化する、ならば症状も良いほうに変化しなければおかしい。 でもそうならない、かなりの個人差があるのはなぜなんだろうという疑問です。   経絡治療の先生方に尋ねると、「個人差だ」「補い方が足りないのだ」「生活習慣を改善しなければ・…

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患者は嘘をつく

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患者さんの「おかげさまで、よくなりました」は案外あてにならない・・・と思うことがあります。   自分がこんな経験をしたからだと思います。   自分が他の治療院で施術してもらっていた時、   その先生の手技が、ちょっと自分に合わなくて帰りたくなってしまったのです。   で、「おかげさまで、よくなりました。もうあまり痛くないです」と言ってしまいました。 &nbs…

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ただ、ゆらすだけという整体に効果はあるのか?

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最初はカイロプラクティックを学びました 私が整体の技法に興味を持ったのは、仙台市のとある整体院でカイロプラクティックの施術を見て、体験したことからはじまります。   背骨をポキポキ、なんという気持ちよさ、背中が軽くなったような気がしました。   その先生はアメリカまで修行に行かれて、カイロとオステオパシーの技術を学んでこられたそうです。   私もそんな技術を学びたくな…

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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