想いと行動の結果、それで必死に働けば経営状態は向上するのか?
します!
ただし想いと行動の方向性が理にかなっていれば、です!
どういうことか?
先に自分の技術レベルを正確に把握していなければ成功しないと言いました。
失敗する人というのは、常に自分のしたいこと、好きな事をしたがります。
成功する人は自分の得意なことで勝負するのです。
もちろん好きな事(やりたいこと)と得意なことが一致しているなら最高です。
それなら、なんの問題もないでしょう。
ですが、多くの人はそうではありません。
得意でないのに好きな事を続ける、その最大の欠点は、「自分本位、自己満足に陥りやすい」です。
あなたの好きな事をしてはいけないと言うのではありません。
もちろん、やりたいことはやってください。
でないとストレスだけが溜まります。
ですが、経営そっちのけで好きな事だけをするのは止めてください!
あなたの強みを経営に活かすのです。
それがあなたの治療技術を活かすということです。
じつは私の開業当初にもこのような失敗があったのです。
勤務していた頃、私は比較的、高齢者の担当になることが多く、高齢者の慢性の膝や腰の痛みに対するノウハウを蓄積していました。
なのに開業の段階ではそんなことなど忘れてしまって、若い人やスポーツ障害向けの治療院づくり、宣伝をしてしまったのです。
するとせっかくのノウハウを活かしきれていません。
もちろんスポーツ外傷についてもどんどんPRしてよかったのでしょうが、経営のためには高齢者の患者さん集めも考えるべきだったのです。
そして逆にスポーツ外傷をPRするには時期早々だったと、今では思っています。
ノウハウが中途半端だったからです。
失敗する人は自分の治療技術以上の仕事をしようとする、そして失敗することが多いのです。
あなたには勤務経験はありますか?
退職するとき惜しまれましたか?
形だけでなく本当に止めないよう説得されましたか?
優秀な技術力を持ち治療成績抜群でしたか?
共同経営の話しを持ちかけられた事がありますか?
患者様にあなたでなければダメだと言われたことがありますか?
あなたが本当に得意なこと(強み)はなんですか?
あなたの本当の実力を活かせていますか?
講習会風景
コメントフォーム