画像を望診してみてください。 そこで、問題です。 この方は70歳男性で3年前に右臀部から右下肢の痺れと言う症状があり、複数病院で腰椎脊椎間狭窄症と診断をうけています。 さて、このかたの気滞はどこにあるでしょうか? 多少でも解説を加えていただけると嬉しいです。 では、回答をお待ちしております。 解答 たくさんの回答ありがとうござい…
望診法講座30 「気をみる、気を感じる練習2」
望診法講座29 「望診に失敗した例」
正規受講者の方は当然ご理解されていることと思いますが、気滞には陽気滞と陰気滞があります。 この判別には磁石の+、-や手の形などを使いますが、それはあくまで補助です。 メインは「意念」なんです。 例えば、陽の気滞を判別する、という明確な意念をもち、意識を集中しないと気滞も感知できませんし、 陽か陰かの判別も難しくなってしまいます。 慣れてくると…
望診法講座28 「気滞の位置と治療点の相関関係」
こんな質問をいただきました。 「気滞の場所によって、反応点(治療点)のでる場所も決まっているのでしょうか?パターンはありますか?」 このお考えは非常にまずいです。危険です。 まず気の世界は多種多様であって、多く見られる方向性はありますが、定型パターンは1つとしてありません。 なので、毎回、新しい発見がある、というような心構えで望まないと、思い…
望診法講座27 「望診で感知できる気滞について」
先日のメールで一部、誤解があるようですので、訂正です。 気滞は「ただそこに、なにかが、ある」と感知されるもので、熱感、色、 なんらかの感触(ふわっとした感じ、ビリビリした感じなど)をともなわない、と説明しました。 ではそういった実感をともなうものは、すべて偽反応なのか、 役に立たないのかというと、そうではありません。 私も初期のころ、先生に「こういう感じが…
望診法講座26 「始原東洋医学 ~古典技術の追求~」
「この技術のルーツを教えてください」というご質問をいくつかいただいております。 この望診法の開発者は九州、鹿児島におられた外科医、有川貞清先生です。 ある日のこと、虫垂炎で運ばれた患者にとりあえず痛み止めの注射をしたところ、ありえない回復をしたそうです。 そのことを有川先生は非常に疑問に思い、どう考えてもあの注射が改善の要因としか思えない、 そしてその理由…
望診法講座25 「気をみる、気を感じる練習1」
こんにちは。 今日は気滞判別の問題をださせていただきます。 上記は腰痛の患者さんです。 腰に気滞がありますが、それは陽気滞でしょうか、陰気滞でしょうか、という問題です。 気滞が陽か陰かで施術ポイントが真逆になります。 同じように施術してしまうと、逆効果になってしまいますから要注意です。 なお、症状から…
望診法講座24 「望診とシミ取り2」
気流診を応用して「シミとり」に挑戦されている方がいまして、和伝整体の開業コースでオリジナルメソッドづくりにも参加されている方なんですが、シミとりをやってみたいということで始めました。 私としては最初はどうかな~って思ったんですね。 シミは病気じゃないので(笑) でもまあ、やってみるもんですね、効果がだせるみたいです。 私も初めて知りました。シ…
望診法講座23 「望診とシミ取り」
望診法講座を受講されている会員さんからの報告を紹介させていただきます。 テーマは・・・ 鍼灸、美顔鍼で顔のシミ取り、です! まだ症例が少ないので、確実にこうなるとは言えませんが、実際にやってみると、効果がある! こんな応用法はいままで考えていなかったので、ちょっとびっくりです。 (望診法メルマガより抜…
望診法講座22 「筋肉のコリと気滞」
患者さんは筋肉のコリをあまりに簡単に考えすぎています。 ほとんどの関節の痛みは筋肉のコリから始まり、それが強度になると関節の歪みを発生します。 つまり関節の歪みは筋肉のコリとも言えるんです。 微弱刺激の経絡治療や軽いマッサージでも関節矯正ができるのは、もともと歪みの原因が筋肉だからです。 でもこれ考えてみれば、当たり前なんですよね。骨と骨をつ…
望診法講座21 「歩行禅」
さて、突然ですが、みなさん歩けますか? 普通に歩けるよっていう方のほうが多いと思います。 でも1歩に30秒くらいかけて、ゆっくり歩いてくださいというと、たいていの方は 体がギシギシ、ふらふらとなるんですよね。 ゆ~っくり歩いても、重心が安定して歩ける方って以外と少ないです。 なんの話かといいますと、「気を見る」条件として、体の安定と脱力と前か…