まず、ご質問への回答です。 「気流診は外気功のようなものでしょうか」 回答 「結論からいいますと、違います」 気流診はあくまで気の流れを感知する技術、そして感知した気の流れの異常をどう解消するか、外気功はその手段のひとつです。 私は外気功には詳しくありませんが、そういう位置づけですね。 さて正規受講者の方へ、 &n…
望診講座50 「望診とオーリングテスト」
望診講座49 「望診、気と波動の違いは?」
「気は波動とは違うものですか?」 さて、難しい質問ですね。結論から言いますと気と波動は違うと思っています。 ただ、それを証明するためには気を定義しなければなりませんが、現時点ではそれができていません。 ですから、正確にはおそらく違うものだろう、としか言えません。 波動は定義から言えば、なんらかの媒体(例えば音波なら空気)が必要となります。 媒…
望診講座48 「気流診と易占い」
さて、遠隔望診を含め、気流診にはどんな応用方法があるのか?というご質問をいただいております。 前回、いまは言えません、と書いたからでしょうか(笑) 正直に言いますと、どんな応用方法がるのか私も模索中なんです。 で、例えばなんですが、易聖と呼ばれた高島嘉右衛門先生の著書を読んで思ったことを書きます。 「易とは神と人とが交話をする術であります。自…
望診講座47 「気の感じとはどんな感じ?」
1期生の方から、 「最近、望診で患者の体に黒いボールのようなものを感じることが多いです。ただ、陰、陽の判別がつきません~」といった内容でした。 回答 繰り返しになりますが、気滞はこんなにはっきりとは感知できません。 気滞はなんとなくそこにある、もしくはぼや~っとした感じでしか感知できないものです。 色や形、はっきりと輪郭をともな…
望診講座46 「気滞をとる治療の実際の流れ」
いただいたコメントに対する回答です。 「効果があったかどうか迷う、今後の予測に自信がない、それらを解決するための有効な指標として気の流れ、気滞の有無を利用していきたいです」 目指すところはまさに気流診の本道です。 いまの私の場合ですが、殆どの場合以下の流でみていきます。 まず気滞の有無を診ます。 ※これは必ずみます。気滞はない、…
望診講座45 「有川貞清先生のお言葉」
「有川先生のお言葉集」とはなんですか?ということでしたが、 これは望診法創始者の有川先生の直接のご指導内容を書きとめたものです。 ただ、望診がわかるようになってきたレベルでないと、なにを言われているのかさっぱり理解できないと思います。 もうひとつだけ有川先生のお言葉をいいます。 「望診(始原東洋医学)には流派はない。事実だけがある。人によって望診の結果が変…
望診法講座44 「経絡治療における刺激量の問題」
質問 私も以前より鍼灸を治療法と用いていますが、接触鍼でも変わる、経絡を考えなくても鍼を刺せば効果がある、 どう考えればいいかわからくなる時があります。 回答 まずは、ご質問ありがとうございます。 さて、この問題、私も同じように悩みました。結局、下手な経絡治療より刺激鍼のほうが効果が高いのでは? と考えたこともあります。 で、私なりの結論ですが、ようは適応…
望診法講座43 「鍼の刺激量について」
鍼灸の刺激量ってどれくらいが適当なんでしょうか やりすぎても過剰反応をおこし、筋肉が固くなります、足らなくてもほぐれません。 気滞を見て判断できますでしょうか? というご質問をいただきました。 まず、施術の指標は脈や腹診、筋肉の硬軟などさまざまあるのでしょうが、 ここでは筋肉がほぐれたかどうかに基準を置いてお話します。 症状の改善はその場では…
望診法講座42 「症例 皮膚炎の治療」
皮膚炎の症例を1つ。場所は背中、左肩甲骨の下あたり(下の画像)。 もともとは腰痛治療で来院されたんでですが、皮膚炎はついてにということで。 赤い点と青い点に挟まれているところが皮膚炎の場所で、現在皮膚科でステロイド治療をしているが1か月経過してもおもわしくないとのこと。 望診の結果ですが、腰痛、皮膚炎ともに気滞は感知できませんでした。 ただ、…
望診法講座41 「白隠禅師 軟酥(なんそ)の法」
以前にお伝えしたことでもありますが、純粋な気滞とは、なにかそこにある、 という感じで色や形をともなうものではありません、と言いました。 それについてのご質問がいくつか来てますが、やはり区別がつかない、わからないといった内容が多いです。 さてそういったことで迷われている方は、気と物質(実体)と二極にはっきりと区別しなくてもよいのではとも考えています。 気の世…