個人治療院の経営戦略10 「経営も運が重要」

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裏通りで開業するのと表通りで開業するのとでは、集客にどれくらいの差がでるでしょうか?   信頼のおける詳しい統計データは無いので、本当のところは正確には分かりませんが、   私自身の例で言えば、約3倍違いました。・・・3倍、ですよ!   たとえ家賃が倍になってもやはり場所は重要かと思います。(私の場合は家賃の差は1.8倍でした)   ですが、だれでも私の例の…

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個人治療院の経営戦略9 「開業前に最低限のチェック」

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開業前でしたら以下のことを最低限、確認しましょう。 チェック項目その1「あなたはなぜ、開業するのか?」   当たり前ですが、開業とは遊びではありません。   試しに開業してみようとか、こずかい稼ぎにやってみようなどというレベルの低い意識では経営的に成功するのは極めて困難です。   患者様は術者の真剣度を敏感に感じ取りますから。これ重要ですよ。   こちらの熱…

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望診法講座19 「望診と視診の違いは明確」

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本日はご質問に対する回答です。   質問 視覚に頼らない、ということですが、では完全に目を閉じて望診したほうがよいのでしょうか?   回答 それは目の前に対象物(患者)があったとしても、遠隔望診と同じになってしまいますので、 より難度が高くなってしまいます。   遠隔望診の難しさは目の前に対象がいないので、対象が患者(人)であれば、 人型を想像しながら望診しなければな…

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望診法講座18 「望診法で難しいのはイメージとの区別」

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  さて、望診法でもっとも難しいのは虚像と実像の見分けでしょうか。   もしかすると人によって違うのかもしれませんが、私の場合は最後まで、この見分けに苦しめられました。   虚像はいわゆるイメージ、想像です。   最近では瞑想などにもイメージを使う方法があるみたいですが、 想像はあくまで想像であって実像(実際の気滞)とはまったく違うものです。   …

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望診法講座17 「形態と象徴 ゲーテと緑の自然科学」

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さて、「あるがままに見る」、「想像や思い込みの排除」に関してのご質問です。   そのあたりをもう少し詳しくということなのですが、 私が望診修得でもっとも難しく、最後まで苦しんだのが想像や思い込みです。   症状があるのだから気滞もあるだろう、 とか健康なんだから気滞などあるはずない、とか。   もしくは、こんな症状なんだからこの辺りに気滞があるはず、とか。 &nbsp…

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望診法講座16 「不食の世界」

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※東洋医療技術研究会主催の勉強会に参加もしくはお問合せをされた方に送らせていただメールを記載しております。   さて、明日は現在唯一の講習会となっております「気流診」の勉強会です。   参加される方、明日よろしくお願いいたします。   繰り返しになりますが、東洋医療技術研究会は「気」の世界を研究テーマとし、 それを実技(整体、整復、鍼灸)の練習を通して学んでいくという…

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望診法講座15 「気はイメージしてはいけない」

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気の感知能力は後天的に身に着けるものでは無くて(例えば特殊な技術やビルダーのような筋肉など)、 もともとあった能力を発現させるだけと書きました。   その感知能力の発現を邪魔しているのが以下の3つ。   1、余計な緊張(力) 2、余計な思考 3、余計な意識   さて、3つ目の意識ってどういうことですか?というご質問をいただきました。   これはいわゆるイメー…

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スラストとは

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カイロ特有の手技スラストについて。   厚生労働省のHPでは頸椎へのスラストは危険が大きすぎるという事で、すべての施術において禁止事項となっています。   いわゆる、ポキポキという音がする施術のことだが、さてこの「スラスト」なる施術方法は有効なのだろうか。   現在では骨のゆがみには効果はないけど苦痛には一時的には効果ある、というのが一般のカイロプラクターの見解となっ…

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経絡治療と整体2

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かつて、ある経絡治療の学術団体を代表する経絡治療家が往診を頼まれたそうです。   手が痛くて動かないから何とかして欲しいという依頼だったのですが、   診察後、その経絡治療家はおもむろに、患者の前腕を握り静圧を加えた。   パキッという整復音ののち痛みが激減し、さらに経絡治療を施し、患者の苦痛を回復させたという話です。   これって、立派な整体ですよね。 経…

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経絡治療と整体1

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経絡やツボといわれるものは、人体機能の不調回復のための特異点であり、そのメカニズムはいまだに解明されてはいません。   また、経絡やツボは鍼灸師だけの専売特許ではないと考えます。   整復や整体を考える上でも避けては通れない概念ではないでしょうか。   これらを考えるにあたって既存の知識やイメージは一度消去していただきたい。   ただし、思考停止せよというこ…

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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