野球肘の治し方

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野球肘・テニス肘とは、投球動作などによって肘周辺の痛みや肘関節の可動域制限を訴えるものです。 しかし、ほとんどの場合、肘自体に原因があるわけではありません。 身体のバランスが崩れ、「肘に無理な力」が働く状態で動いていると発生することが多いようです。   野球肘のメカニズム  野球肘は肘に無理な力が働いた結果発生します 主な原因は下半身のバランスです。   下半身のバランスが崩れ…

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オスグッドについて

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オスグッドは膝下に過剰に力がかかったときに発生します。   な原因は股関節の運動制限です。 股関節が十分に動かないために、本来股関節の動きの中で膝のお皿の下の骨の出っ張り(脛骨粗面)に腫れや痛みを訴えるものをオスグッドと言います。    一般的にはオーバーユース(使い過ぎ)や成長痛と分類されます。 しかし、実際には使い過ぎや成長は関係なく、主に股関節、膝関節、足関節の連動性が失…

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努力だけではダメな理由

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努力だけではうまくなれない!   みなさんは、スポーツが上手になるために一生懸命練習していると思います。 でも、練習している割にはなかなか上達しない、ということは多々あります。 これはなぜだと思いますか?   答えは「脳と身体の感覚のズレ」です。 身体の動きは脳からの命令によって生まれます。   身体の感覚と脳の感覚が一致しているとき、身体は脳の命令通り自由に動いてく…

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怪我の効用

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人の体のバランスとは 人間の身体は骨と筋肉のバランスで創られています。   そして、このバランスは100人いたら100通りあるのです。 顔や指紋がみんな違うように、骨格も筋バランスも一人ひとり違います。   自分の身体がどのように創られているのか、どのように動くのが適しているのか、把握している人はいないでしょう? だから、自分の身体に合っていない無理な使い方をしてケガをしたり、…

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柔道整復師の将来性

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そもそも柔道整復師は、その存在価値を間違って認識している 柔道整復業界の裏側と、将来性を本音で語ります。 なので、覚悟して読んでくださいね(笑)。   私がこの業界に入った30年前、当時の整骨の先生方は「30年前とは事情がだいぶ違うからね」と言ってました。 どういうことかと言うと、そこからさらに30年前は整形外科が普及しておらず、捻挫、脱臼、骨折の整復は整骨院の役割だったのです。 レント…

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望診法講座14 「望診法と身体操作」

目安時間6分

NHK総合で日本の伝統芸能という番組をやっていました。 日本舞踊を青木崇高(俳優)さんが学ぶという番組でした。   その番組の中で、舞踊のお師匠さんの言ったセリフが印象的でした。 「若いうちは体が硬いから、修業をしていく中で柔らかくしていくんだ」   普通は若いと体は柔らかい、ということになりますよね。   でもそれは単純な関節の可動域や筋肉のコリ、硬さのことではなく…

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望診法講座13 「望診のコツ 超重要!」

目安時間7分

今回は正規受講者様と共有のメルマガです。   もったいぶるわけではありませんが、本メールはとっても重要です!   秘中の秘といっても過言ではありません。   それくらい重要です。   さて日常の望診練習についてですが、有川先生は練習方法についてはなにも残されませんでした。   ですが、有川先生のエピソードの中でひとつだけ気になることがありました。 …

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望診法講座12 「東洋医療技術研究会」和流会

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もともと東洋医療技術研究会のテーマは、「気」とはなにか?そもそも、 そんなものあるのか、ないのか?ということでした。   ここ至って、やはり「気」は存在するという結論に達し、 またその感知方法として望診法があるということもわかりました。   ですから、今後はその「気」なるものを使いこなす、自在に応用する方法の研究にシフトしていきたいと考えています。   それって今まで…

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望診法講座11 「治療家の手をつくる」

目安時間5分

本日は講習会での練習の一部内容を公開します。実践編です!   まずは気に敏感になる「手」の作り方です。   第1講座の「気の流れを感じる手の作り方」を視聴してください。   簡単な電気装置を利用しての手の作り方を紹介しています。   最初に「手」の訓練をする理由ですが、 最終的に望診ができるようになるには胸、腹の感覚が必要にになってきますが、 いきなりは難し…

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望診法講座10 「気を感知する望診法は誰でも修得可能か?」

目安時間3分

現在、一般的になっている視診同様の望診法と、我々が追求している気や経絡をダイレクトに感知する古流の望診法は違うということをまずご理解ください。   そのうえで最初に一番多かったご質問にお答えしておきます。   まず、「望診法を本当に修得できるのでしょうか?こういうものは特別な能力なのではないでしょうか?」という質問ですね。   回答は「できます」です。   …

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当ブログの「望診」について

東洋医学というと、陰陽五行論をはじめ、気とか自然とか、観念論ばかりが目立ちます。

当会での望診で気を診る技術は再現性を重視、既存の東洋医学の理論とは一線を画すものとなっております。

イメージを排除し、あくまで出来るか否か、気とは、経絡とはなにか、その正体を追求します。

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東洋医療技術研究会 代表者名

現代表 勝木れい子(石川県金沢市 鍼灸師)

技術主任講師 吉田宜正(石川県 柔道整復師)

講師 岡田 (大阪府 整体師)

講師 水根 (兵庫県 鍼灸師)

講師 西域 (奈良県 鍼灸師)

 

相談役 古川正明先生(福岡)

記事執筆・メルマガ担当 前沢

会計担当 山田

勉強会風景
古代の望診法とは

古代に存在した「望診法」はダイレクトに気と経絡を見る技術だったのではないかと考えています。

3000年以上前の診察法の言葉に「望んで知る、これ神」という言葉があります。

この言葉は現代では、見ただけで診断ができるのは神様のようなものだ、という意味に解釈されています。

しかし、この言葉がつくられた(約3000年前)当時の「神」という漢字の意味は現代のような神様仏様のような意味ではなく、

神=自然(の気の流れ)という意味であったのです。

つまり、「望んで知る、これ神」の意味は、まず望診で気の流れを見ましょう、という意味であったのだと思います。

ですから、望診は診察手順の第1にくるのです。

四診合算という言葉があります。

望診、聞診、問診、切診の総合評価で証決定をしましょうという意味にとられています。

ですが、古代の望診のあり方を考えると、四診合算ではなくて、四診はその手順どおりに並んでいるだけです。

最初に望診で気の流れを把握しましょう、次に聞きましょう(聞診)、問いましょう(問診)、切(触診)してみましょう、と続いていくのす。

診察の手順としてまず望診ありきで、ここで患者の体のバランスが自然な状態(元の健康な状態)からどれくらい逸脱していて、どこに異常があり、どこが治療のポイントかを把握してしまいましょう、とうのが望診なのです。

ですから、望診というのは、神業だという意味ではなく、通常の診察手段として、最初に来るべきものなのだと考えております。

潜象界について

潜象界とは、現象界の対義語(造語)ですが、現象界は人がその五感で感じ取れる実体の世界のことです。それに対して、現象界とまったく同時に同じ空間に存在しながらも、五感では感じ取ることのできない世界を潜象界と言います。

潜象界はいわゆる「気の世界」であるとも言われています。

その潜象界からの情報は現象界で起こっている事象に先駆けて動き、その潜象界の動きが具現化されて、現象界で実体としての動きに繋がっているとされています。ただ、いまのところすべてが仮説であり、それを数値化、もしくは映像化して確認する方法がありません。

唯一、確認する方法があるとしたら、それは人本来がもっている原初感覚を呼び覚ますこと。

この原初感覚は気を実感として感知することが可能で、その原初感覚をもってすれば、潜象界での気の動きを捉えることができるからです。

その原初感覚を使った望診法が当ブログでいう「古伝の望診」なのです。

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